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イタリア > ヴェネト州
ソアヴェ・フォンタナは、規格変更のため終売となりました。
新たに「ソアヴェ:モンテ・ディ・コロニョーラ」として発売しています。
⇒ モンテ・ディ・コロニョーラ詳細(クリック)
ノーマルタイプなのに抜群の味わい
「ソアヴェ」というワインの概念を変えてくれますよっ!
【ソムリエ〈Francesco〉コメント】
※〈Francesco〉がこだわるソアヴェとは※
ソアヴェ(Soave)とは、イタリア北東部ヴェネト州に存在するワイン産地名です。
私〈Francesco〉も何度かこの地を訪れましたが、自然豊かな環境の中に これでもかっ! というほど葡萄畑が存在します。
特にソアヴェ地域で造られるのは白ワインのみ。
(赤も若干作られますが、違う名称で販売されます)
地元のエノテカ(酒屋さん)にも100種を超えるソアヴェが並びます。
でも、見てると日本円で換算しても300円~数千円のソアヴェがあって、、、
ご存じない方が行かれると 『一体全体、どれを買っていいの???』 と迷われること必至!
日本でも全く同じ現象が起きていて、、、
私の知りうる範囲では最低価格300円、、、最高10,000円近いソアヴェが販売されています。
でも、高いから美味い! ではなく、ソアヴェを造る生産者を選ぶことによって、ご予算に合った最高のソアヴェが選べるんです。
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そこで、私〈Francesco〉がここでおすすめするのがこちらです。
◇2022 ソアヴェ・フォンタナ
*Soave/Fontana*
「完全無欠のソアヴェ」を作ることで知られる「サン・アントニオ」作の一番カジュアルなソアヴェです。
そうです!
ふつーのソアヴェなんです、、、
でも、普通なのは 価格 だけっ!
そのプレミアムな品質に 『他の生産者から苦情が出る』 ほどのソアヴェなんです。
その味わいとは・・・
以前、サン・アントニオを訪問した際、発売を前にした「フォンタナ」をひと足早くティスティングしました。
グラスに注ぐとまず感じるのは、柑橘系の果実を思わせる清涼感タップリの香り。
ほんの少しハーブを思わせる香りもあり、それらがミックスされると・・・
まるで樽熟成された プレミアム・ソアヴェ を想わせるものがあります。
でもこのワイン、、、木樽は使いません!
いかに使われる葡萄のレベルが高いのかがこの時点で理解できますね。
味わいにはボリューム感があって、香りを写しこんだような爽やかさと、ちょっぴりオイリー(粘着感)な口当りが楽しめるんです。
もちろん、余韻も申し分ありません!
サン・アントニオは、これ以外に上級のソアヴェも作りますが、このソアヴェを飲んでしまうと・・・
>>> わざわざ上級を飲まなくっても
このワインで十分満足
って思ってしまう、、、そんなソアヴェなんです。
それをこのカンティーナの三男マッシモさんに言うと・・・
おいおい、嬉しいような、、、複雑なコメントだね。
上級のソアヴェには、葡萄の栽培や収穫、醸造過程でフォンタナとは違ったコンセプトがあるので、一概には言えないが、
上級ソアヴェは「落ち着いてゆったりと楽しむ時」に、、、
逆に、「手軽に」「楽しく」「美味しく」飲もうと考えるなら、このフォンタナ・ソアヴェこそピッタリなんだ!
よくソアヴェには パスタや魚介類の料理と合わせて、、、と書いてる雑誌もありますが、、、
ここまで来ると 『肉でも魚でもドンと来い!』 状態の白ワインなんです。
サン・アントニオでのティスティングでは魚介類と合わせました。
でも、赤ワインと合わせるために用意されたお肉とも合わせましたが、力負けすることはありませんでした。
もちろん、召し上がる際は、冷やして飲んでくださいね、
冷やしても風味が持続するワイン・・・
そして、抜栓したその日~3日後でも楽しめる・・・
これが良いワインの証なんです。
【パパ・アントニオ】
パパ・アントニオ。我々は敬意を込めて彼をそう呼びます。
サン・アントニオ4兄弟のお父さんにして、御歳85歳!
驚くことに、パパはいつも一人で葡萄畑の世話をしています。
担当は ソアヴェ を醸すためのガルガネーガ種が植えられた畑。
訪問した際も、黙々と、そして素早い動きで剪定されてました。
美味しくって、しかもリーズナブルなソアヴェができるのも、彼の努力の賜物なんですね、 感謝!
【産地】イタリア ヴェネト州 【生産者】テヌータ:サン・アントニオ 【タイプ】白/辛口タイプ 【葡萄品種】ガルガネーガ90%、トレッビアーノ・ディ・ソアヴェ5%、シャルドネ5%
【容量】750ml
【アルコール度数】 12.5% 【料理との相性】シーフード料理、パスタ料理、色々なお肉の料理と
【〈Francesco〉のイタリアワイン見聞録】 ⇒ サン・アントニオ編
【備考】
このワインにはコルク栓ではなく「ヴィノ・ロック」というガラス栓が使われています。
ソムリエナイフ等は不要で、手で簡単に開けられ、繰り返し密閉が可能です。
★bianco
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