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イタリア > トスカーナ州
各種オーガニック系ワイン > ユーロリーフ認証ワイン
【ユーロリーフ認証ワイン】
トスカーナの老舗蔵が醸す新しいワイン
逆転の発想で醸されたカナイオーロ100%赤ワイン
【ソムリエ〈Francesco〉コメント】
キャンティ・クラシコ。
1996年に独立したキャンティ・クラシコDOCGとしてイタリア政府より認定された、トスカーナ州はもとより、イタリアを代表するワイン銘柄のひとつです。
キャンティ・クラシコ地区は、フィレンツェからシエナの丘陵エリアに、細かく9地域に分かれていますが、その法律に対する規定は目まぐるしく変わります。
2002年には外来品種の混醸が20%まで許可され、、
2006年にはマルヴァージア種やトレッビアーノ種などの白葡萄のブレンドが禁止されました。
サンジョヴェーゼ100%のキャンティ・クラシコも認可され、カンティーナそれぞれの個性が活かせる、と活気付きましたが、、、ただ、この法改定で問題も出てきました。
例えば、今まで混醸用として栽培されていたカナイオーロ種やコロリーノ種の需要が激減します。
カンティーナによっては、それらの品種を他の品種に植え替えてしまったり、休作するところもありました。
でも、それら品種の可能性を感じ、逆に単一で醸すカンティーナも現れます。
そのひとつが、こちらでご紹介するワインなんです。
◆2021 オルマンニ/カナイオーロ
*Ormanni/Canaiolo*
作り手は「オルマンニ」。
キャンティ・クラシコ地区ポッジポンシを本拠地とする歴史あるカンティーナです。
200年の歴史を誇るオルマンニでも過去、カナイオーロ種を数多く使ってキャンティ・クラシコを作ってきましたが、最近では・・・
ベースのキャンティ・クラシコにも使われることがなくなりました。
このため、他品種に植え替えるかどうかも検討されたそうです。
でも、樹齢が高くなり、カナイオーロの葡萄木は年々質の高い実をもたらします。
この現実を観たロッコ・ジョルジョさん(アグロノモ)は決断します。
「カナイオーロ種100%で作ってみよう」。
そして2012年より醸造を開始。
葡萄の素性を活かすためにオーク樽は使わず醸されました。
当初、生産量があまりに微量だったのですが、2021年は約1000本を醸造!
その一部を分けて頂いた。。。というのがご紹介までの流れです。
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さて、このワインをテイスティングして感じたキーワードは
【シンプル】【フレッシュ】【フルーティ】
グラスに注いだワインは、透明感のあるルビーカラー。
中心に向かって、より濃い色合いを映し出します。
(右テイスト画像をクリックすると色合いが確認できます)
オーク樽を使っていないので、木の成分によるタンニン(渋味成分)が無く、ジューシーさが前面に出ているワインです。
実際にティスティングしてみると、このジューシー感にハマってしまう勢いがあるんです!
カシス、ストロベリー・・・といった赤い果実の香りがとても印象的で、
開栓直後に飲むと、若さのある酸味がお行儀よく顔を出しますが、、、
1時間も経つと、それがこなれてきて、、、
このワインが持つジューシーさ、コクとマッチングして柔らかい口当たりに変貌してくれるんです。
で、、、この価格・・・
生産量や手間、その他の要素を考えても、このワインは完全に採算を度外視しているようにしか見えません!
一度は試す価値有り!のワインですね。
私〈Francesco〉は、ボトルに約半分残した状態で翌日と翌々日にも試飲しましたが・・・
ほどよくこなれた風味は極上!
酸味は柔らかくなり、果実味は甘味を増し、カナイオーロ種の魅力を発揮してくれていました。
2012年から作られている、まだ歴史の浅いワインですので、どれくらいの熟成期間が良いのかは謎ですが、、、
おそらく、あと何年か寝かせてやると、さらにパフォーマンスがアップすること間違い無しのワインと思います。
ジューシーな果実味がしっかり載っていて、しかもコク・酸が適度なこのワインには
※生ハム(Prosciutto crudo)
を合わせることが、私〈Francesco〉のおすすめです。
生ハムの持つ脂分、塩味が不思議とカナイオーロにマッチすると感じています。
是非お試しください。
【産地】イタリア トスカーナ州 キャンティ・クラシコ地区 【生産者】ファットリア・オルマンニ 【タイプ】赤ワイン/ミディアムボディ 【葡萄品種】カナイオーロ100% 【容量】750ml 【アルコール度】13.5% 【料理との相性】色々なお肉の料理と パスタ料理(トマトソース系) パエリア など
【備考】ユーロリーフ認証ワイン
【カンティーナの詳細はこちら】 ⇒ ファットリア・オルマンニ
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