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イタリア > ピエモンテ州
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見た目には色も味も淡いワイン
でも、ブルゴーニュ以上の風味が魅力的です!
【ソムリエ〈Francesco〉コメント】
グリニョリーノ種=Grignolino。
ピエモンテ州を原産とするこの葡萄品種について「聞いたこと無い葡萄」と思われる方も多いと思います。
確かに、ネッビオーロ種やバルベーラ種が全盛のピエモンテ州にあっては、マイナーな立ち位置です。
理由は色々ありますが、成熟が遅く、また病虫害にも弱いという弱点が、数多く栽培されてこなかったからなのかもしれません。
でも、当店ではあえてグリニョリーノ種を使うワインをご紹介いたします!
◆2021 グリニョリーノ・ダスティ
*Grignolino-d'Asti*
作り手は、ピエモンテ州ネイヴェ村を本拠地とする「フラテッリ・ジャコーザ」。
「ワインの品質は畑で決まる」を基本理念とし、葡萄品種に適した条件(気候や土壌など)を備えた畑を的確に選びだしています。
また、収穫された葡萄の本質を歪めることなく、最大限に引き出すことに力を注ぐワイナリーです。
特に、このグリニョリーノ・ダスティは、ジャコーザ家が自信を持って醸す自社畑産赤ワインなんです。
しかも、数年に1度のみ輸入される限定醸造ワイン!
その味わいを紐解いてみました。
このワインの大きな大きな特徴は「色合い」。
グラスに注ぐと、まるでロゼワインと見間違いそうな淡い、淡い淡い色合いが目に飛び込みます。
(右テイスト画像をクリックすると色合いが確認できます)
その色は透明感たっぷり。
しかも注いでいる段階で、ほのかにチェリーやバラを思わせる香りを感じさせます。
月並な言葉ですが「綺麗な香り」と表現でき、その香りは、そのまま味わいへと繋がります。
そして口に含んだ瞬間・・・
綺麗でキュートな酸、そしてフレッシュな果実味が口中を支配します。
確かに「ガツン!」とくるタンニン(渋味成分)はありません。
でも、飲んでいると、またもう一杯飲みたい・・と思わせる不思議な赤ワインなんです。
当店では、ご来店のお客様にティスティングして頂きましたが、
この色合いで・・・
>>> え?これで赤ワイン?
と驚かれる方続出!
でも、ティスティングすると、皆さん一様に・・・
>>> 淡い味わい、でも不思議と葡萄の味が残る
>>> タンニンが少ないので、繊細な味の料理とも合わせられる
と納得される味わいなんです。
見た目には 「色も味も薄~いワイン」 と思われがちですが、
やはり淡い色合いの代表格ピノ・ノワール種を使う銘醸地ブルゴーニュのワインと比べて、何の遜色も無い、、、
むしろ、はっきりとした味わいと個性が楽しめる・・と感じています。
裏技ですが、、、
中華料理やステーキなどでニンニクを使った料理に・・・抜群に合うんです!
【産地】イタリア ピエモンテ州 アスティ地区 【生産者】フラテッリ・ジャコーザ 【タイプ】赤ワイン/ライト~ミディアムボディ 【葡萄品種】グリニョリーノ100% 【料理との相性】色々なお肉の料理と ニンニクを使った料理 等 【容量】750ml 【アルコール度数】 13.0%
【カンティーナの詳細はこちら】 ⇒ 準備中
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