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イタリア > トレンティーノ・アルト・アディジェ州
軽やかに楽しめるアルト・アディジェの赤ワイン
気持ち良い果実味が広がる美味さが魅力
【ソムリエ〈Francesco〉コメント】
スキアーヴァ種(Schiava)。
⇒ ドイツ語表記:ヴェルナッシュ種(Vernatsch)
あまり聞き覚えがない品種かもしれません。
それもそのはず、この品種はイタリア北部トレンティーノ:アルト・アディジェ州を原産とする地葡萄です。
現在この葡萄は、ボルツァーノ(ドイツ名:ボーゼン)の町の北東部、サンタマッダレーナ修道院の在る丘陵周辺で栽培されていて・・・
カンティーナ・ソチャーレ(醸造協同組合)が数多く存在するアルト・アディジェ地域の葡萄農家によって今でも管理されています。
その葡萄を用いて作られたワインがこちらです。
◆2020 モアール/サンタ・マッダレーナ・クラシコ:リゼヴァ
*MOAR St.Magdalener Classico Riserva*
作り手は、地葡萄の特徴を活かしたワイン作りで定評のある「カンティーナ・ボルツァーノ(ドイツ名:ケラーライ・ボーゼン)」。
「協同組合+成果主義」を取り入れたワイナリーらしく、葡萄を厳格に選別し醸造。
数々の良質&個性派ワインが産まれる基礎となっています。
ご紹介のワインは、このスキアーヴァ種とカンティーナ・ボルツァーノが選び抜いたラグレイン種とともに醸造されたスペシャル・キュベ!
その味わいを紐解いてみました。
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グラスに注ぐと、ロゼワインの様な・・・
でも、それよりは少し濃い赤色が目に飛び込みます。
(右テイスト画像をクリックすると色合いが確認できます)
グラスに注いでいる段階で、チェリーやラズベリーを思わせるほのかな香りが立ち込め・・・
それは月並な言葉ですが「綺麗な香り」と表現でき、その香りは、そのまま味わいへと繋がります。
このワインを口に含んだ瞬間・・・
綺麗でキュートな酸、そしてエレガントでシャープな果実味が口中を支配します。
確かに「ガツン!」とくるタンニン(渋味成分)はありません。
フルボディ系のワインがお好きな方は 『なんだ、軽めのワインか、、、』と思われるでしょうが、
ピノ・ノワール種やネレッロ・マスカレーゼ種がお好きな方には、特におすすめしたい赤ワインです。
アルト・アディジェ州産ワインの中でも、シンプルでエレガントさあふれるワイン「モアール」。
このワインには、ラグレイン種が15%織り込まれていますが、その理由は・・・
ワインの風味にアクセントを出すため。
スキアーヴァ種(右写真)の軽やかさと、ラグレイン種の重厚感がうまくバランスをとり、ひとつのワインとしてなり立っています。
単一品種で作られたワインよりも複雑さを演出しています。
淡い色、エレガントな味わいなので、さぞかし料理も淡白なものが合うのでは・・・と想像しました。
でも、以前にアルト・アディジェ地域を訪問した時、地元の方にはこう言われたんです。
>>> おすすめは 牛肉の赤ワイン煮込み。
しっかりとコクのある味わいの肉料理には
こういうエレガントなワインも合うんだよ。
確かに合わせてみると、この相性は抜群!
「優しいワインには、優しい味わいの料理が合う」と思っていた私〈Francesco〉は、目からウロコ状態でした。
ご興味があれば是非お試しください。
数々の良質&個性派ワインが産まれる「カンティーナ・ボルツァーノ」にあって、別格の畑(単一クリュ)がいくつかあります。
当店が独自輸入したワインも含めると日本では下記の6つがあります。
1.Kleinstein(クレインステイン畑)
2.Mock(モック畑)
3.Taber(タベール畑)
4.Dellago(デッラーゴ畑)
5.Mumelter(ムメルテル畑)
そして 6.Moar(モアール畑)
このワイン作りに直接携わるステファンさんにSalute!
【備考:ラベル表示について】
ラベル(エチケット)には 「Kellerei BOZEN(ケラーライ・ボーゼン」 という表記があります。
これは、「Cantina Borzano(カンティーナ・ボルツァーノ)」と同じ意味で、前者はドイツ語、後者はイタリア語です。
アルト・アディジェ州がドイツ語圏であるため、この様な表記が使われる場合があります。
これは、サン・ミケーレ・アッピアーノが 「ザンクト・ミヒャエル・エッパン」 というドイツ語名称と併記している場合と同じ意味になります。
【産地】イタリア トレンティーノ・アルト・アディジェ州
(アルト・アディジェ地域=南ティロル地域)
【生産者】カンティーナ:ボルツァーノ 【タイプ】赤ワイン/ライト~ミディアムボディ 【葡萄品種】スキアーヴァ85% ラグレイン15% 【容量】750ml 【アルコール度数】 13.0% 【料理との相性】牛肉の赤ワイン煮込みetc.
【〈Francesco〉のイタリアワイン見聞録】 ⇒ カンティーナ・ボルツァーノ編
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