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イタリア > シチリア島
イタリア > シチリア島 > エトナ火山のワイン
【ワイン・グローリアス限定輸入】
年間生産量極少!
シチリア島エトナ山斜面で産み出される希少な【赤】ワイン
【ソムリエ〈Francesco〉コメント】
※テーブルワインの宝庫
シチリアワインのイメージを尋ねると、たいていこの答えが返ってきます。
確かに、新進気鋭のカンティーナが繰り出すカジュアルなワインは、今でもシチリアワインの大勢を占めています。
でも逆に、、、
1800年代から存在する葡萄畑を引き継ぎ、今もワイン造りをするカンティーナがあるんです。
それが「Scilio=シリオ」です。
シリオの葡萄畑のメインは 「エトナ山(標高3326メートル)」。
そうです!
ここ数年でも噴火を繰り返す活火山の斜面の葡萄畑(標高650メートル付近)で、代々受け継がれた葡萄からワイン作りが行われています。
そのひとつがこちらのワインです。
◆2012 エトナ・ロッソ1815
*Etona-Rosso 1815*
使われる葡萄は、ネレッロ・マスカレーゼ種とネレッロ・マンテラート種(=ネレッロ・カップッチョ)。
特に、火山灰が産み出す土壌にピッタリ適合するネレッロ・マスカレーゼ種は、ここ数年で最も注目されるワイン用葡萄として注目されているんです。
特にエトナ・ロッソ1815は、樹齢60年以上の古い葡萄木がメインとなります。
さて、その味わいとは・・・
〔ワイン名について〕
1815・・・は、シリオが創業した年を表しています。
ヴィンテージ(葡萄収穫年)とは全く関係ありません。
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グラスに注いだ色合いは、ルビーを感じさせる色調。
でも、透明感もあるので、どっぷり濃い、、という印象はありません。
(右テイスト画像をクリックすると色合いが確認できます)
香りは、、、
熟す一歩手前の香りを感じつつ、優しいベリー系果実のニュアンスです。
オーク樽(バリック=225L)で12ヶ月熟成されているため、樽からのバニラを感じさせる香りも感じとれます。
味わいは、フルボディ。
もう一歩突っ込めば、柔らかなフルボディ。
濃さを感じさせつつ優しくエレガントな果実味が口の中を覆います。
この絶妙のバランス感覚はどこから来てるのだろう・・・
おそらくタンニン(渋味成分)がよくこなれているので、この感覚を覚えたのではないかなと思います。
もちろん、ワイン熟成に必要なエレガントな酸もあり、ネレッロ・マスカレーゼ種の醍醐味が楽しめる1本なんです。
2011年6月、私〈Francesco〉は、実際にこのエトナ火山のあちこちにある葡萄畑を視察してきました。
火山にある畑らしく、どの畑も溶岩で組まれた石垣に囲まれ、特に標高500メートルを超える葡萄畑は、そのひとつひとつの畑の面積が狭小!
機械化も難しく、人手に頼る畑群は、丁寧に手入れをしなければ、決して収穫に結びつかないリスクを肌で感じました。
なので、場合によっては・・・
>>> え!シチリアワインなのに!
と驚かれるほどの価格が付くワインも登場します。
でも、実際に畑を見て、そして手入れをする人達の苦労を目の当たりにすると・・・
決してプレミアをつけた価格ではないことが分かります。
是非エトナの銘酒をお楽しみくださいね!
【抜栓時にご注意ください】
10年近くの時を経たワインに使われるコルクの中には、デリケートな状態のものもあります。
(この2012年産のコルク長は約4.5センチ、無難に抜栓出来ました。)
急いで開けようとすると、コルクがひび割れそうになったり、場合によってはコルクがちぎれてしまうことがあります。
このため抜栓の際は、コルクの中心部に栓抜きのスクリューをゆっくりと差込み、
引き上げる際もコルクの状態(ご機嫌)を伺いながら、ゆっくりとゆっくりと抜栓してください。
※ワインFAQ ⇒ コルクの状態について
【産地】イタリア シチリア島エトナ山麓 【生産者】シリオ 【タイプ】赤ワイン/フルボディ
【葡萄品種】ネレッロ・マスカレーゼ90% ネレッロ・マンテラート10% 【容量】750ml 【アルコール度数】 14.0% 【料理との相性】 各種肉料理(特に すき焼き) etc.
【カンティーナの詳細はこちら】 ⇒ エトナ火山から「シリオ」
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