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イタリア > シチリア島
イタリア > シチリア島 > エトナ火山のワイン
【ワイン・グローリアス限定輸入】
シチリア島エトナ山斜面で産み出される希少な【赤】ワイン
樽熟成されたオルフェウスは芳醇な美味しさ満載!
【ソムリエ〈Francesco〉コメント】
※テーブルワインの宝庫
シチリアワインのイメージを尋ねると、たいていこの答えが返ってきます。
確かに、新進気鋭のカンティーナが繰り出すカジュアルなワインは、今でもシチリアワインの大勢を占めています。
でも逆に、、、
1800年代から存在する葡萄畑を引き継ぎ、今もワイン作りをするカンティーナがあるんです。
それが「Scilio=シリオ」です。
シリオの葡萄畑のメインは 「エトナ山(標高3326メートル)」。
そうです!
ここ数年でも噴火を繰り返す活火山の斜面の葡萄畑(標高650メートル付近)で、代々受け継がれた葡萄からワイン作りが行われています。
そのひとつがこちらのワインです。
◆2014 オルフェウス/エトナ・ロッソ
*Orpheus/Etona-Rosso*
使われる葡萄は、ネレッロ・マスカレーゼ種とネレッロ・マンテラート種(=ネレッロ・カップッチョ)。
特に、火山灰が産み出す土壌にピッタリ適合するネレッロ・マスカレーゼ種は、ここ数年で最も注目されるワイン用葡萄として注目されているんです。
シリオが作る幾つかのワインの中でオルフェウスは、樹齢の古い葡萄木がメインとなります。
その味わいを紐解いてみました。
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グラスに注いだ色合いは、しっかりとしたルビー色。
グラスの底が微かに見てとれる色調です。
香りは熟したベリー系果実。
オーク樽(バリック=225L)で12ヶ月熟成されているため、樽からの柔らかなバニラを感じさせる香りも感じとれます。
味わいは、フルボディ。
口に含んだ瞬間、芳醇な果実味が口の中を支配し、その後から滑らかなタンニン(渋味成分)が現れます。
また、酸もしっかりありますが、この果実味とタンニンのバランスがうまく取れていて、非常によくワインに馴染んでいます。
言い換えれば・・・ 「エレガントな酸」。
これこそ、ネレッロ・マスカレーゼ種の醍醐味ですね。
2011年6月、私〈Francesco〉は、実際にこのエトナ火山のあちこちにある葡萄畑を視察してきました。
火山にある畑らしく、どの畑も溶岩で組まれた石垣に囲まれ、特に標高500メートルを超える葡萄畑は、そのひとつひとつの畑の面積が狭小!
機械化も難しく、人手に頼る畑群は、丁寧に手入れをしなければ、決して収穫に結びつかないリスクを肌で感じました。
なので、場合によっては・・・
>>> え!シチリアワインなのに!
と驚かれるほどの価格が付くワインも登場します。
でも、実際に畑を見て、そして手入れをする人達の苦労を目の当たりにすると・・・
決してプレミアをつけた価格ではないことが分かります。
しかも!エレガントなエトナ・ワインとしておすすめです!
【余談】
エトナ山にあるカンティーナでは、たまに、ごく少量使われる葡萄にネレッロ・マンテラート種があります。
なぜこの葡萄を使うの? とシリオのオーナーであり醸造家でもあるサルヴァトーレ・シリオさんに聞いたら、、、
>>> 畑(区画)によっては自生してるからどうしようもない・・・
なるほど!
歴史が産み出した産物・・・ということで納得しました。(苦笑)
なので、他にはあまり見られない希少なタイプとしてお楽しみくださいね!
【産地】イタリア シチリア島 【生産者】シリオ 【タイプ】赤ワイン/フルボディ 【葡萄品種】ネレッロ・マスカレーゼ80% ネレッロ・マンテラート(=ネレッロ・カップッチョ)20% 【容量】750ml 【アルコール度数】 14.0% 【料理との相性】色々なお肉の料理と、シーフード料理 etc.
【カンティーナの詳細はこちら】 ⇒ エトナ火山から「シリオ」
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