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イタリア > シチリア島
各種オーガニック系ワイン > その他のオーガニック認証ワイン
【オーガニック認証ワイン】
シチリア島南東部から初のDOCG【赤】ワイン
自然な美味さのチェラスオーロ・ディ・ヴィットーリア
【ソムリエ〈Francesco〉コメント】
チェラスオーロ・ディ・ヴィットーリア。
Cerasuolo di Vittoria
シチリア島の南東部ヴィットーリア地域周辺で栽培されるネロ・ターヴォラ種とフラッパート種で作られる赤ワインで・・・
2005年、シチリア島初のDOCGに指定されました。
現在ではネロ・ダーヴォラ50~70%、フラッパート30~50%というDOCGの規定をクリアしたワインがいくつかのワイナリーからリリースされています。
こちらでは、当店がおすすめするこのワインをご紹介します。
◆2021 チェラスオーロ・ディ・ヴィットーリア
*Cerasuolo di Vittoria*
作り手は「グルフィ」。
シチリア南東部キアラモンテ地域を中心に根付くワイナリーです。
このワインも含めて、グルフィのワインにはどこかブルゴーニュの雰囲気が漂います。
その理由とは・・・
前オーナーであった「故ヴィート・カターニャさん」が シチリア生まれのパリ育ち ということが大きく影響していました。
ブルゴーニュワインをこよなく愛したヴィートさん。
シチリアの土地が、自身が愛してやまないブルゴーニュのそれに似ていることに気づいた彼は、ブルゴーニュのワイン作り、フランス的なクリュ(畑、区画)の概念を取り入れ、ワイン醸造を開始。
彼の予想通り、醸造されたワインは、年を追うごとにブルゴーニュの性格と、シチリアの気候・風土が取り込まれたスタイルが出来上がりました。
それは単に果実味の強いパワフルなワインに仕上げるのではなく・・・
ブルゴーニュを想わせるようなエレガントな口当たり、繊細なアロマ、そして土壌の性格がストレートに表現されたワインだったのです。
この「チェラスオーロ・ディ・ヴィットーリア」もそのひとつなんです。
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グラスに注いだワインは、鮮やかで輝きのあるルビーレッド。
(右テイスト画像をクリックすると色合いが確認できます)
チェリーやイチジクの香りがグラスから放たれます。
樽熟成されていないのでストレートで鮮やかな香りです。
ひと口含むと・・・
イチゴなどのベリー系果実の味わい。
タンニン(渋味成分)は強すぎず適度、ふくよかな果実味が口いっぱいに広がりますが、
葡萄が持つ切れ味良い酸が全体を引き締めています。
これはフレッシュ感や華やかさを持つフラッパート種の魅力と、
果実味やタンニン(渋味成分)を持つネロ・ダーヴォラの性格がひとつにまとまっているからでしょうね。
適度な熟成を経てワインが一体化するのがチェラスオーロ・ディ・ヴィットーリアの特徴でもありますが、
この様な割と新しいヴィンテージでも楽しめるところが長所なのでは・・・と私〈Francesco〉的に思っています。
10年ほど前、グルフィを訪問した際に聞いたことがありますが、
ネロ・ターヴォラ種の比率の高いものほどワインは長熟が可能になるそうで・・・
ヴィンテージ+10~15年は熟成を続けるワインもあるとか。
グルフィは「早く楽しめる」し「熟成しても楽しめる」スタイルを目指したそうです。
DOCGに認定されてまだ20年弱ですので、チェラスオーロ・ディ・ヴィットーリアの今後が楽しみです!
ちなみに「チェラスオーロ」という用語ですが、
アブルッツォ州ではロザート(ロゼ)を意味しますが、シチリアでは【赤】を意味するワイン用語です。
グルフィ訪問時には、まずワインだけでティスティングし、その後、食事と合わせてのティスティングも行いました。
そこで感じたことは・・・
島のワインなので「魚介類の料理」に合うのは当然!
お肉の料理にもマッチしてしまう度量がこのワインにはある!
魚介類独特の臭いをあおることもなく、また肉類の味わいにも負けることが無く、、、
ミネラルたっぷりのワインって、どんな料理にも合うことを実感しました。
ちなみに、亡くなられたヴィートさんのお奨め料理は「マグロ料理」でした♪
【産地】イタリア シチリア島 【生産者】グルフィ 【タイプ】赤ワイン/ミディアムボディ 【葡萄品種】ネロ・ダーヴォラ50% フラッパート50% 【容量】750ml 【アルコール度】13.5% 【料理との相性】お肉を使う料理、魚介類の料理(特にマグロ料理)等
【備考】オーガニック認証ワイン
【〈Francesco〉のイタリアワイン見聞録】 ⇒ シチリア島グルフィ編
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