JavaScript を有効にしてご利用下さい.
ご登録済みの方はこちらからログイン
商品カテゴリから選ぶ
全ての商品 イタリア トスカーナ州 ピエモンテ州 注目のアルネイス フリウリ・ヴェネツィア・ジューリ... ヴィエ・ディ・ロマンス(直近ヴ... ヴィエ・ディ・ロマンス(グロー... ヴェネト州 トレンティーノ・アルト・アディジ... ロンバルディア州 ヴァッレ・ダオスタ州 マルケ州 アブルッツォ州 リグーリア州 プーリア州 エミリア・ロマーニャ州 ウンブリア州 ラツィオ州 モリーゼ州 カンパーニャ州 バジリカータ州 カラブーリア州 シチリア島 エトナ火山のワイン サルデーニャ島 ヴィノ・ドルチェ(デザートワイン) リキュール ヴィノ・ノヴェッロ(新酒) スパークリングワイン スプマンテ(イタリア) おすすめ微発泡ワイン スパークリング(チリ) 各種オーガニック系ワイン ユーロリーフ認証ワイン ヴィーガンワイン PIWI有機ワイン トレーサビリティ(SQNPI)ワ... オレンジワイン その他のオーガニック認証ワイン ブランディ グラッパ(イタリア) ウイスキー ウイスキー(イタリア) スピリッツ・リキュール リキュール ジン(Gin) フランス ブルゴーニュ地方 ボルドー地方 ラングドック地方 ルーション地方 ロワール地方 チリ オーストリア ウィーン ワインセット イタリア Foods オリーヴ・オイル ワイングッズ その他
商品名を入力
商品数:0点
合計:0円
画像を拡大する
イタリア > ヴェネト州
「陰干し」はヴェネトの伝統!
でも、カベルネ種のコン・パッシートはサン・アントニオだけっ!!
【ソムリエ〈Francesco〉コメント】
アマローネの神様“ダル・フォルノ ロマーノ”が、「注目すべきアマローネの作り手」として一目を置く、“テヌータ サン・アントニオ”。
ヴェネト州生産者共同組合の創始者であった父アントニオさんが、1989年に購入した土地を現在4人の息子が同じ目標に向かい、ワイン作りを行っています。
彼らのワインの大きな特色は・・・
『あまりのコストパフォーマンスの高さに、他の生産者から苦情が出る』
ほどなんです。
4人の熱い熱意は、自分たちのワイナリーをその他あまたの“協同組合の葡萄造りのひとつ”から、“ヴェネット州のトップワイナリー”にまで成長を遂げる原動力となっています。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
さて、ここでご紹介するワインは、「陰干し」したカベルネ・ソーヴィニヨン種を使ったこのワインです。
◆2018 スポンサ
*Sponsa*
もともとカベルネ・ソーヴィニヨン種は晩熟(熟すのが遅い)なので、冷涼なヴェネト州ヴァルポリチェッラ地域での栽培は難しいものがありました。
サン・アントニオでも、独特の「青臭さ」が出てしまい、飲み心地の点で大きな問題となっていました。
でも!
以前、このワイナリーに訪問した際に出されたカベルネの美味さにビックリ!
この時、アテンドしてくれた三男のマッシモさんに、この理由を聞いたところ・・・
>>> カベルネ種を約3週間パッシート(陰干し)したんだ。
パッシートは、アマローネ醸造に必要な技術で
今回はコン・パッシートとして応用したんだ。
(コン・パッシート=陰干し葡萄入り)
なるほど!
簡単に言うと、ヴェネト伝統のヴァルポリチェッラという赤ワインに、カベルネ・ソーヴィニヨン種をブレンドしたタイプです。
でも、ただ単にカベルネをブレンドしてしまうと、先に言ったように青臭いワインに仕上がってしまう、、、
・・・なので、パッシートすることで青臭さを取り除いた・・・
簡単なようで、かなり綿密に企画されたワインであることは、マッシモさんの言葉の端々に感じられました。
さて、グラスに注がれたワインは、濃厚さを感じつつも透明感あるルビー色。
(右テイスト画像をクリックすると色合いが確認できます)
パッシートされたワインに感じる青臭さは全くありません。
それどころか、逆にカベルネらしいカシス系の香りとともに甘いチェリー系の香りも立ち昇ります。
パッシートされたことによるボリューム感と濃さ、
カベルネ種由来のタンニン(渋味成分)がバランスよくワインに反映されています。
・・・なのにこの価格は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ちょっと異常かも。
当店でも、お客様を交えてティスティングしました。
1日目は、ワインのボリューム感が、
2日目は、ワインのまろやかさが 際立つ結果に。
抜栓直後から楽しめますが、時間の経過とともに、更に美味しさが増してくる・・・
◆濃さあり
◆美味しさあり
◆ボディあり
3拍子揃ったカジュアルワインとして、私〈Francesco〉超おすすめの1本です!
【名前の由来】
「Sponsa=休憩する、一服する」の意味。
これは、畑で太陽の光をいっぱい浴びて、しっかりと熟成した葡萄が収穫された後、カンティーナのパッシート用カゴの中に寝かされることから、その風景がまさに日陰に入って休憩しているかのように名付けられました。
サン・アントニオによると 『よく頑張った!お疲れ様!』といった意味があるそうです。
【産地】イタリア ヴェネト州 【生産者】テヌータ サン・アントニオ 【タイプ】赤ワイン/ミディアム~フルボディ 【葡萄品種】コルヴィーナ&コルヴィノーネ50% カベルネ・ソーヴィニヨン30% ロンディネッラ20% 【アルコール度数】 13.5% 【料理との相性】お肉の料理全般 熟成したチーズ etc.
【〈Francesco〉のイタリアワイン見聞録】 ⇒ サン・アントニオ編
★rosso
画像をクリックすると拡大表示されます。