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イタリア > ヴェネト州
じっくりと寝かされた後に世に出るアマローネ
新進気鋭蔵が醸す逸品!
【ソムリエ〈Francesco〉コメント】
イタリア・ヴェネト州で造られる伝統のワイン「アマローネ」。
収穫した葡萄を3ヶ月~6ヶ月もの間「陰干し」してから醸造が始まるこのワインは、非常に手間と時間と細心の注意が要求されるワインなんです。
◆写真で見るアマローネ製法◆ ⇒ こちら!
葡萄を収穫してから最低でも2~6年後に、ようやくワインは瓶詰めされ、さらに瓶の中で年を追うごとに熟成を重ねます。
こうして丹念に熟成されたワインは、コルクを抜くと気品に満ち、力強さと優美さを加えた華麗なワインが出現します。
これは、他の追随を許さない恵まれた環境、伝統に裏打ちされた職人芸の賜物に他ならないワインなんです。
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〔おすすめのアマローネ〕
色々な造り手がそれぞれの個性を表現しようと、数多くのアマローネ銘柄が造られます。
どれも素晴らしいものが多く、いったいどれをおすすめしようか。。。と迷うこともありますが、〈Francesco〉がここでご紹介するアマローネの造り手は・・・
★☆★ ヴィッラ・アンナベルタ ★☆★
お気付きの方もおられるかもしれませんが、ヴィッラ・アンナベルタには カナヤ というワインがあります。
アマローネと名乗れないカナヤに対し、このアマローネは、ヴァルポリチェッラ地域内の葡萄をアパッシメント(陰干し)して醸された「本格アマローネ」なんです。
◆2020 ヴィッラ・アンナベルタ/アマローネ
*Villa-Annaberta/Amarone*
まだ歴史の浅いワイナリーですが、彼らの醸すアマローネは2種。
そのどちらも、今までは人気の高い北欧へ出荷されていましたが、、、
今回、日本で初めてご案内することが可能となりました!
小さい蔵が醸すワインですので、いつも在庫がある・・・というものではありませんが、その様な希少なアマローネをご紹介します!
グラスに注いだ時点で、干し葡萄を想わせる香りが立ち上ります。
それに続くカカオの香ばしさも申し分ありません。
ひと口含んだ時点で、、、
ビター風味のチョコレートやドライフルーツ(特にプルーン)の風味が際立ちます。
そして、その後から続く穏やかな甘味と酸、そしてタンニン(渋味成分)とのコンビネーションには素晴らしいものがあります。
ただ乾燥させただけの葡萄なら、こんな風味を味わうことはできません。
使われる葡萄のレベルの高さを物語っています。
個人的には、、1杯飲むと、また飲みたくなる美味しさがたまりませんね。
最近では、自然乾燥=カビなどの発生 というリスクを回避するため、機械による乾燥を試みる蔵元もありますが、
このヴィッラ・アンナベルタでは、120日間も自然乾燥させた葡萄が使われています。
専属の職人さんが、毎日葡萄のご機嫌を伺い、ベストな状態にまで持っていく努力が行われています。
価格だけを見ると「高価」と思われがちなアマローネ。。。
でも、実際の作業を目の当たりにすると、とても価値あるワインと思えてなりません。
バローロやブルネッロ・ディ・モンタルチーノ以外にも、イタリアを代表するワインがヴェネトにあることを覚えておいてくださいね!
【アマローネと料理】
アマローネと合う料理はお肉!
牛肉はもちろんのこと、地元では馬肉や内臓(モツ)料理と合わせたりもします。
焼いたり煮込んだり、、、調理法は様々ですが、この相性を知ってしまうと、中々ここから抜け出せません。(笑)
特に、私〈Francesco〉個人の楽しみ方は・・・
※抜栓1日目 ⇒ お肉と合わせる
全部飲まないである程度残しておき・・・
※抜栓2日目 ⇒ ワインだけでじっくり楽しむ
アマローネはワインだけでも楽しめる赤ワインなので、しかも2日目ともなると、デキャンタージュしたようなまろやかさが現われ、、、
これは知っている者だけの極上の楽しみ方ですね。
【産地】イタリア ヴェネト州 【生産者】ヴィッラ・アンナベルタ 【タイプ】赤ワイン/フルボディ 【葡萄品種】コルヴィーナ/ロンディネッラ/モリナーラ 【アルコール度数】 15.0% 【料理との相性】色々なお肉の料理と
【カンティーナの詳細はこちら】 ⇒ 準備中
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