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イタリア > ヴェネト州
イタリアワインの真髄「アマローネ」!
気品に満ち、力強さと優美さを加えた華麗なワイン
【ソムリエ〈Francesco〉コメント】
〔アマローネとは〕
イタリア・ヴェネト州で造られる伝統的なワイン「アマローネ=Amarone」。
そのアマローネに使われる葡萄は、一房ずつ丁寧に選りすぐった後3ヶ月〜6ヶ月間、独特の「すのこ」に並べて陰干しにされます。
そして、その葡萄が乾燥して干葡萄状になり、糖度の高まったところで発酵させる、、、
さらに木樽で熟成させることにより生み出される、アルコール分が高く濃厚な赤ワインを指します。
非常に手間と時間と細心の注意が要求されるワインで、葡萄を収穫してから最低でも4年後に、ようやくワインは瓶詰めされ、さらに瓶の中で年を追うごとに熟成を重ねます。
こうして丹念に熟成されたワインは、コルクを抜くと気品に満ち、力強さと優美さを加えた華麗なワインが出現します。
これは、他の追随を許さない恵まれた環境、伝統に裏打ちされた職人芸の賜物に他ならないワインなんです。
※写真で見るアマローネの作り方 ⇒ こちら
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〔おすすめのアマローネ〕
色々な造り手がそれぞれの個性を表現しようと、数多くのアマローネ銘柄が作られます。
どれも素晴らしいものが多く、いったいどれをおすすめしようか。。。と迷うこともありますが、〈Francesco〉がここでご紹介するアマローネの作り手は・・・
★☆★ ルイジ・リゲッティ Luigi-Righetti ★☆★
いわゆる「個人生産者」で、現オーナーはジャン・マリア・リゲッティさん。
そのリゲッティさんのワインがこちらです。
◆2020 カピテル・デ・ロアリ
アマローネ・デッラ
ヴァルポリチェッラ:クラシコ
*Capitel de Roari
Amarone della Valpolicella/Classico*
ルイジ・リゲッティ家のワインの最大の特徴は、トップクラスのヴァルポリチェッラの生産者と同レベルの品質で、価格は約2〜3割も安いということでしょうね。
ふつう「安いワイン」というのは、葡萄の選別を甘くしたりして「量を増やす」傾向にありますが、彼のワインは逆です。
収穫した葡萄の選別が厳しいため、100Kgの葡萄から最大でも30〜35リットルほどしかワインが出来ないのです。
(普通に仕込んで100Kg ⇒ 50〜60リットル)
そして、その葡萄から作られるアマローネはステンレスとオークの樽に分けられて醸造され、3年間の熟成の眠りに入ります。
そのワインは・・・
深いガーネットの色合い、ビターチョコやシナモン系の香りの液体からは想像できない微かな甘味が感じられ、その後に力強いアマローネ独特の口当たりが現れます。
でも・・・
喉越しはなめらか!
余韻も素晴らしく、こういうアマローネがまだこの価格で味わえるのはこのルイジ・リゲッティだけだと思います。
このアマローネはお肉料理、牛肉はもちろん、地元では馬肉や内臓(モツ)料理と合わせたりします。
また、アマローネはワインだけでも楽しめる赤として珍重されています。
「瞑想(めいそう)のワイン」と言われるゆえんですね。
【アマローネと料理】
アマローネと合う料理はお肉!
牛肉はもちろんのこと、地元では馬肉や内臓(モツ)料理と合わせたりもします。
焼いたり煮込んだり、、、調理法は様々ですが、この相性を知ってしまうと、中々ここから抜け出せません。(笑)
特に、私〈Francesco〉個人の楽しみ方は・・・
※抜栓1日目 ⇒ お肉と合わせる
全部飲まないである程度残しておき・・・
※抜栓2日目 ⇒ ワインだけでじっくり楽しむ♪
アマローネはワインだけでも楽しめる赤ワインなので、しかも2日目ともなると、デキャンタージュしたようなまろやかさが現われ、、、
これは知っている者だけの極上の楽しみ方ですね。
【産地】イタリア ヴェネト州
【生産者】ルイジ・リゲッティ家
【タイプ】赤ワイン/フルボディ
【葡萄品種】コルヴィーナ・ヴェルネーゼ70%、ロンディネッラ10%、モリナーラ5%、その他5%
【料理との相性】色々なお肉の料理と
【容量】750ml
【アルコール度】15.0%
【カンティーナの詳細はこちら】 ⇒ 再構築中
★rosso
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