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イタリア > ヴェネト州
小規模生産者が作る拘りアマローネ
余韻が長くエレガントな風味が魅力
【ソムリエ〈Francesco〉コメント】
イタリア・ヴェネト州で作られる伝統ワイン「アマローネ」。
陰干しした葡萄で作られるアマローネは、まさに “イタリアワイン界のお宝”!
たっぷり時間をかけて醸されるこのワインの魅力が、この日本でもジワリと浸透してきました。
当店でも数十種のアマローネを取り扱いますが、
色々な作り手がそれぞれの個性を表現しようと、数多くの銘柄が作られています。
どれも素晴らしいものが多く、いったいどれをおすすめしようか。。。と迷うこともありますが、
私〈Francesco〉がここでご紹介するアマローネの作り手は・・・
★☆★ ヴィヴィアーニ *Viviani* ★☆★
アマローネファンの方には、あまり聞き覚えが無いワイナリー名ですが・・・
現在ヴァルポリチェッラ・クラシコ地区で最も若く精力的な生産者の一人と言われているクラウディオ・ヴィヴィアーニさんが醸すブランドです。
標高350~450mの南南東向き斜面に広がる僅か7haの畑から収穫する葡萄で作られる、アマローネファン必飲アイテムの1本がこちらです。
◆2017 ヴィヴィアーニ/アマローネ・クラシコ
Viviani/Amarone-Classico*
伝統あるクラシコ地区産であることはもちろん、カンティーナのスタイルを体感できる最高傑作!
収穫した葡萄を約100日も陰干しして作られるのに・・・
アマローネとしては、カジュアルな価格!
これは、家族経営だからこそ成し得た価格で、他のアマローネ生産者には今後、驚異となって来るでしょうね。
ちなみに、クラウディオさんは葡萄栽培~ワイン醸造までこなす凄腕オーナーなんです。
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さて、大規模、小規模・・・それこそ色々な醸造元が、それぞれの「アマローネ」を醸しますが、
ヴィヴィアーニの特徴は「エレガントな風味」。
グラスに注いだワインは、透明感のあるルビー色。
(右テイスト画像をクリックすると色合いが確認できます)
このグラスからは熟したプラムやベリー系果実、そしてバニラを想わせる香りを感じます。
そしてひと口。
よくこなれたタンニン(渋味成分)。
そして陰干し葡萄由来のレーズンっぽい風味はもちろん、チョコやバニラ、丁子、ハーブ、、、
そして軽い苦味・・・色々な味わいが登場します。
なのに、全体としてのまとまりがあって、造りの確かさがうかがえます。
そして、余韻も長くエレガントで、醸造の確かさがうかがえます。
このアマローネは、当店で3日間に渡ってティスティングしました。
抜栓初日、2015年の偉大なヴィンテージでありながらも、すんなりと入っていける、、、
即楽しんでも違和感無い味わいでした。
でも2日目。
前日以上にこなれた味わいが発揮され、甘味・コク・タンニン(渋味成分)、、、これらが完全にマッチしている!
抽象的ですが、味わいに丸みが出ていて、飲み心地も良く、アマローネの特徴がはっきり感じられたんです。
これは3日目も同様だったので・・・
抜栓初日に飲んでしまう・・・という場合は、デキャントしても良いと思います。
【アマローネと料理】
アマローネと合う料理はお肉!
牛肉はもちろんのこと、地元では馬肉や内臓(モツ)料理と合わせたりもします。
焼いたり煮込んだり、、、調理法は様々ですが、この相性を知ってしまうと、中々ここから抜け出せません。(笑)
特に、私〈Francesco〉個人の楽しみ方は・・・
※抜栓1日目 ⇒ お肉と合わせる
全部飲まないである程度残しておき・・・
※抜栓2日目 ⇒ ワインだけでじっくり楽しむ
アマローネはワインだけでも楽しめる赤ワインなので、しかも2日目ともなると、デキャンタージュしたようなまろやかさが現われ、、、
これは知っている者だけの極上の楽しみ方ですね。
【ワインのコルク栓について】
このワインに使われるコルク栓の長さは約5センチ!
通常よりも長めのコルク栓が使われていますので、抜栓の際は
※ゆっくりとスクリューを差し込み
※じっくりと引き上げてください。
スクリューの差込みが足らなかったり、急いで引き上げた際はコルク栓が途中で折れてしまう場合がございます。
お気をつけくださいね!
※ワインFAQ ⇒ コルクの状態について
【産地】イタリア ヴェネト州 【生産者】ヴィヴィアーニ 【タイプ】赤ワイン/フルボディ 【葡萄品種】コルヴィーナ・ヴェロネーゼ75% ロンディネッラ20% モリナーラ5% 【容量】750ml 【アルコール度数】 15.5% 【料理との相性】濃い味わいの牛肉料理 鴨肉を使った料理 etc.
【カンティーナの詳細はこちら】 ⇒ 準備中
◆写真で見るアマローネ製法◆ ⇒ こちら!
画像をクリックすると拡大表示されます。