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イタリア > サルデーニャ島
サルデーニャ最高峰の赤ワイン
エレガントでバランスがとれた味わいはいちおし！
【ソムリエ〈Francesco〉コメント】
カベルネ・ソーヴィニヨン種（Cabernet-Sauvignon）。
今や世界的に栽培・醸造される葡萄品種として知られていますが、、、
こと、イタリアに関しては、ブレンドされるワインはあるものの、この葡萄のみで醸されるワインは、、、
トスカーナ州の有名銘柄を除くと、ほとんど知られていない実情があります。
でも！
ティレニア海に浮かぶ島サルデーニャでは、栽培自体が珍しいこのカベルネ・ソーヴィニヨンを使う銘醸ワインが静かに作られているんです。
◆2010 マルケーゼ・ディ・ヴィッラマリーナ/アルゲーロ
*Marchese di Villamarina/Alghero*
作り手は「セッラ･エ･モスカ」。
1899年、サルデーニャ島の領主であったヴィッラマリーナ侯爵家から土地を買い取り葡萄栽培を始めた歴史を持つ、イタリアでも老舗にあたるカンティーナです。
このワインは、その名をワイン名に冠した、いわばフラッグシップワイン（＝カンティーナの代表ワイン）！
イタリア最大のワイン博覧会「ヴィニタリー」では、最高位のトレ・ビッキエーリ、
イタリアソムリエ協会の評価誌「ドゥエミラヴィニ」でも最高位のチンクエ・グラッポリ・・・
と、世界的にも高い評価を得ているワインで、、、
セッラ・エ・モスカ・・・といえば、地葡萄を使ったワイン作りで注目されていますが、このワインの様に国際品種を使って贅沢に作り込まれたワインもあるんです。
その味わいとは・・・
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まず「抜栓」。
でも、この時点からお気をつけ下さい。
5センチを超える長ーーい、しかも質の良い、弾力性に富んだコルク栓！
このワインがいかに長熟タイプでポテンシャルの高いワインかがうかがえます。
グラスに注ぎこんだワインは、しっかりとしたルビーの色合い。
（右テイスト画像をクリックすると色合いが確認できます）
そのワインからは、カベルネらしい重厚で濃さを感じるカシスやベリーの香りが広がります。
そして、少し口に含むだけで・・・
まずインパクトのある酸味がまっ先に現れます。
でも、それはほんの入口。。。
飲み進むほどにまろやかさが現れ、しっかりとしたタンニン（渋味成分）と樽熟成に由来するバニラの香りが絶妙のハーモニーを奏でます。
ええ、「渋い！」という濃さではなく、実にエレガントでバランスがとれた味わいを感じます。
個人的には、サルデーニャ島のまだまだ隠されたパワーと潜在能力を感じさせられました。
以前、醸造元を招いて開催した「セッラ&モスカ試飲会」でも大好評だったのを覚えています。
特に、ブルゴーニュワインやボルドーワインのやや熟成したタイプがお好きなのお客様に大変人気がありました。
参加者のみなさんが『さすがフラッグシップワインだねぇ！』 と異口同音に仰ってたのが印象的でした。
もちろん、私〈Francesco〉も同感！
是非、お楽しみを！！
【抜栓時にご注意ください】
10年以上の時を経たワインに使われるコルクの中には、デリケートな状態のものもあります。
急いで開けようとすると、コルクがひび割れそうになったり、場合によってはコルクがちぎれてしまうことがあります。
特にマルケーゼ・ディ・ヴィッラマリーナに使われるコルク栓は約5センチ！
（この2010年産は無難に抜栓出来ました。）
このため抜栓の際は、コルクの中心部に栓抜きのスクリューをゆっくりと差込み、
引き上げる際もコルクの状態（ご機嫌）を伺いながら、ゆっくりとゆっくりと抜栓してください。
※ワインFAQ ⇒ コルクの状態について
【産地】イタリア サルデーニャ島 【生産者】セッラ・エ・モスカ 【タイプ】赤ワイン/フルボディ 【葡萄品種】カベルネ・ソーヴィニヨン100% 【容量】750ml 【アルコール度】13.5% 【料理との相性】色々な肉料理、熟成したチーズ etc.
【カンティーナの詳細はこちら】 ⇒ セッラ・エ・モスカ
画像をクリックすると拡大表示されます。
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