Carpineta Fontalpino カルピネータ・フォンタルピーノ |
キャンティ・クラシコ地区の最南端、カステルヌオーヴォ・ベラルデンガ(地図9)に拠点を置くカンティーナ。 それがこの「カルピネータ・フォンタルピーノ」です。
キャンティ・クラシコとコッリ・セネージのエリアの歴史ある畑を、クレスティ家が1960年代から所有。
標高230m~380m、80haの所有地のうち23haにサンジョヴェーゼ、メルロ、カベル・ネソーヴィニヨン等を栽培しています。
1990年からは、フィリッポさんとジョイアさんの兄妹が両親からカンティーナを引継ぎ、この地の自然と伝統を守るために、葡萄畑に向き合い献身的な努力を続けています。 (2009年から葡萄畑の90%はビオロジック認証(ICEA)を受けています。 )
この二人の兄妹の役割ははっきりとしていて、 兄のフィリッポさんは主に葡萄栽培と畑の管理、また、マーケティングやコマーシャルも担当。
一方のジョイアさんは、醸造コンサルタントのカルロ・フェリーニ氏と組んで著名な生産者にアドバイスを行うイタリア屈指の女性ワインメーカー! 自身のカンティーナにも情熱を注いでいます。
特に、全生産量の40%だけを自社として瓶詰するという徹底ぶりで、最良の葡萄のみを選び抜いて造られたワインは濃厚ながらも極めてエレガント。 一貫した彼女のスタイルが表れています。
特に! ジョイアさんは2015年、日本で行われたワインコンクール「サクラアワード」で
★☆★ 女性ワインメーカー賞 ★☆★
★☆★ ダイアモンド・トロフィー(事実上の金賞)受賞 ★☆★
受賞した凄腕エノロゴ(醸造家)なんです。
◆ジョイアさんとの出会い◆
2015年3月。
どのワインも個性があるのは当然ですが、私が驚いたのは彼女のバイタリティ!
短期間の滞在・移動で疲れているにもかかわらず、自身のワインを事細かに、そして丁寧に、分かりやすく説明する姿は、ワインの風味に通じるものがある、と感じました。
その際、彼女の言ったこのひと言が一番印象に残っています。
自分の好きなように試したり、表現できたりするのがワイン作りの何よりの魅力
ジョイアさんの今後、、も楽しみです!
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