Azienda Agraria LISINI アジェンダ・アグラリア・リジーニ |
◆リジーニの歴史と精神◆
いにしえより代々モンタルチーノの地で暮らしてきたリジーニ家。
その歴史は古く、リジーニ家の人達自身でさえ、一体いつこの地に根差したのか判らないといいます。
左下のリジーニ家の家紋を見て下さい。左右で2つに分かれていますね? これは2つの家紋が結婚によって一つになって出来上がっているのです。それは・・・
1846年、キャンティ地区に畑を持っていたロドヴィコ・リジーニと、モンタルチーノのフランチェスカ・クレメンティが結婚することによって新生リジーニ家が生まれました。
そしてその2代あと、1900年代初頭、ワイン文化がまだ盛んでなかったモンタルチーノの土地にキャンティ地区から技術やアイデアをその時のリジーニ家当主が持ち込んだことにより、リジーニのモンタルチーノでのワイン作りが始まりました。
それから100年以上、、、 今やブルネッロ・ディ・モンタルチーノとしてはトップワイナリーの一つに君臨するリジーニ。
近代的な醸造施設を使用しつつも伝統を重んじ、流行を追いません。
『商売や利益よりも、とにかく品質が一番。それを守っていれば、消費者には必ず伝わる』
と繰り返す、現総責任者のロレンツォ・リジーニ氏が印象的でした。
◆品質を支える醸造責任者 フィリッポ・パオレッティ氏◆
リジーニ家がワイナリーの中心にいる中、リジーニ家以外の人物ながら醸造の全てを任されるほど絶対の信頼度を持つのが、醸造責任者のフィリッポ・パオレッティ氏(写真中央)です。
とにかくリジーニとサンジョヴェーゼを愛し、ワイナリーの中にある家に住み、畑の全てを把握している、、、といっても過言ではありません。
彼は言います。 『サンジョヴェーゼに本当に合う土地の3大要素は、、、
1:水に対する若干のストレスがあること ⇒ ちょっと少ないくらいが木に一番良い
2:成長期の昼夜の寒暖の差があること ⇒ リジーニの畑の夏は 昼:36~37度 夜は18~19度!
3:土に葡萄に必要な元素がたくさん含まれていること
であり、「モンタルチーノは全てがサンジョヴェーゼにパーフェクトに揃っている!」 と・・・
また、彼はこうも言います。
同じサンジョヴェーゼでも、植える土地によりその性格が変わり・・・
※キャンティでは、フレッシュでやや酸が優しい ⇒ 中くらいの熟成向きのサンジョヴェーゼ
※モンタルチーノでは、酸度が高くタンニン(渋味成分)が細かい ⇒ 長期熟成向きのサンジョヴェーゼが出来る
実と皮の熟し方が異なり、収穫時を見極めるのが難しいサンジョヴェーゼ。
9月中旬からは、畑で何百粒の葡萄を皮ごと種ごと、毎日食べて、最高のタイミングを見逃さない・・・まさにサンジョヴェーゼを知り尽くした男。
伝統と、それに甘んじることのないたゆまぬ努力、、、この2つの融合こそがリジーニなんです!
◆リジーニの親善大使ルドヴィカ女史◆
フィレンツェに生まれ、フィレンツェに育ち、フィレンツェに住むルドヴィカ・リジーニ女史。
フィレンツェ大学出の才女であるルドヴィカさんは、カルロ・リジーニ氏(長男)、ロレンツォ・リジーニ氏(次男)の従兄弟にあたります。
彼女は世界中で行われるリジーニのプロモーションや試飲会等に携わり、今回も2018年6月もリジーニの代表として来日。
そのキュートで癒される笑顔でリジーニファンを魅了するだけでなく、フレンドリーな性格は、益々リジーニファンを増やす原動力となっています。
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