Mustela ムステラ |
◆ムステラについて 「ムステラ」は1978年、バルバレスコ地域にほど近いトレッツォ・ティネッラ村(Trezzo Tinella)に設立されたワイナリーです。
最初は他のワイナリーへ葡萄を販売する栽培農家でしたが、2003年から自社にて醸造・瓶詰めを開始。
ワイナリーの歴史としては非常に浅いですが、強いパッションを持ったジュリアーノ・イウオリオさんは既に各方面から注目されており、今や「ピエモンテの新星ワイナリー」として今後の飛躍が期待されています。
◆情熱をもった男、ジュリアーノ・イウオリオさん
ジュリアーノさん(左)ワイナリーの転機となった2003年にワイナリーで働き始めました。
樽を使った白ワイン「ジョヴィネ」、バルベーラ種ネッビオーロ種ピノ・ネロ種をブレンドしたミルズなどを生産開始するなど、ワイナリーに新しい『息吹』を投入してきた挑戦者です。
ジュリアーノさんは「他と同じ」という事を嫌い、ウニコ(Unico=唯一)という言葉をよく使います。
また、ムステラではワイナリーを拡張する際も、他のワイナリーと異なりエアコンなどの家電製品は置かないそうです。
この点について 「ワイナリーは農家、ワイン作りは農業。機械的な部分が多くてはいけない。 私が子供にワイナリーを引き継がす時、自分の考えはこうだよ、ワイナリーはこうありたいんだ、と胸を張って語りたい。」 と、ジュリアーノさんは語ってくださいました。
◆ブレンドではなく混醸
ムステラが作るワインは2タイプ。
ひとつが単一品種でつくるワイン。 もうひとつが「混醸」と呼ばれる醸造法です。
混醸とブレンドとの違いは・・・
★ブレンド★ 品種ごとに発酵・熟成させ瓶詰め前にブレンドする手法
★混醸★ 複数の品種を同時に醸造させる手法
この「混醸」という手法をムステラが採用する理由は、ワイナリーの若き経営者ジュリアーノさんによると、
「昔、ブレンド手法を取り入れていたが、やや品種の個性が際立ちすぎていてあまり一体感が無かった。しかも時間が経つと更にバラバラに感じた」
からだそうです。
ブレンドワインとは違う「舌に馴染む味わい」がお楽しみいただけます。
◆全ては畑!後世にも渡すことができる健康的な畑を維持
ムステラでは1987年からは一切化学肥料などを使用せず、現在では減農薬(リュット・レゾネ)の手法と取り入れています。
農薬も基本的には撒かない方針ですが、雨が多い年は葡萄畑のケアが必要であるため、ビオロジックなどの認証は取りに行かない方針だそうです。
素朴ですが美味さの詰まったピエモンテワインとしてお奨めです。 〈Francesco〉 |
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