2011年6/05~6/12、私〈Francesco〉は日常業務を放棄して、イタリアのワイナリー(カンティーナ)をせっせと訪問してきました。こちらでは、撮り貯めた写真の一部とともに、その模様をご紹介いたします。
皆さんの参考になるかは、非常に疑問ですが。。。(苦笑)
掲載している写真をクリックしていただくと拡大画像も見れますので、お時間のある方はじ~っくりとご覧下さい。 〈Francesco〉 |
★ロータリのワインはこちら★
【ロータリ社について】
1977年設立のロータリ社は、北イタリアのアルプス山麓の丘陵地帯トレンティーノに所在。
「生産者協同組合」という経営形態をとる、瓶内二次発酵スプマンテ(=スプマンテ・クラシコ)専門のカンティーナです。
その規模は、イタリア国内第3位!
葡萄畑は2,600haにも及び、100%自社畑生産で年間生産量約300万本を製造しています。
私〈Francesco〉も、この目で見てきましたが、葡萄栽培から徹底した品質管理を行い、醸造・出荷に至るまで自社スタッフで丁寧な作業が行われていました。
そして確信したことは・・・
この土地と設備、そして人がいるから高品質低価格のスプマンテ・クラシコができる
その行き届いた品質と群を抜いた“スーパー・コスト・パフォーマンス”で、すでにアメリカや北欧ではシェアNO.1を獲得し大ブレイク中のスプマンテ・クラシコで・・・私たち日本でもシェアNO.1になる日が近いかもしれませんね。
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掲載している写真をクリックしていただくと拡大画像も見れます
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(1)トレンティーノ州トレントにあるロータリに到着。とにかく立派でデカイ社屋に呆然。この後、さらに驚かされるとは気付かずに。。。 |
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(2)アルプスがすぐそこまで迫てて、カンティーナの環境は抜群!綺麗な空気とともに美味しいワインが産まれるんだ。 |
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(3)まずはロータリ社の正面玄関から進入。ちなみに一番左のボトルは6リットル!一人では飲めません。 |
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(4)ロータリ社の営業車、、、ですって!こんなデザインなら乗ってもイイかも♪ |
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(5)醸造現場へ進入。あまりに広大な敷地ので、あちこちに「緊急出口」の案内板が設置してありました。 |
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(6)何だか分かりますか?
収穫した葡萄をこの機械に放り込んで破砕するマシン。こんなのが何台もありました。 |
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(7)地下にある一次発酵用の醸造タンク。このタンクで1万リットルも入るんです。このタンクが何百も並んでました。 |
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(8)おっと!この先は企業秘密なのね。さすがに入れてはいただけませんでした。 |
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(9)瓶内二次発酵中のワイン達。ストックは数100万本!最低でも24ヶ月、長いものは数年も暗~いセラーで熟成されるんです。 |
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(10)澱引きのために運び出される熟成ワイン。振動させないように丁寧に静かに運ばれます。 |
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(11)ルミアージュさせるマシン。何ヶ月もかけてボトルを徐々に倒立状態にさせます。効率的に作業されてます。 |
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(12)ちなみに、瓶口にたまった澱。この後デゴルジュマン(澱引き)され、あのマシュマロ栓が打ち込まれます。 |
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(13)カンティーナの次は葡萄畑の視察。すっごい山道を登り、標高は800メートルほどの位置まで到達しました。でもちょっと寒い。。。 |
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(14)見渡す限り、南面は葡萄畑ばかり!そのスケールの大きさにビックリ! |
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(15)シャルドネが栽培される畑。機械が入れないので、手積みで実に綺麗に剪定されたいました。 |
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(16)実を付け出したシャルドネ種。数年後に美味しいスプマンテ・クラシコに変身してくれるんですね。 |
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(17)畑の脇にはイエス様の像が。彼らの農作業はいつも神への感謝とともにあるそうです。 |
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(18)帰り道は急な下り。寒いこの地方は、10月~翌3月までスノータイヤを履かないと罰金があるそうです。 |
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(19)ここが宿泊したトレントの町。朝7時過ぎには人々の出勤・登校する姿が見られる活気ある町でした。 |
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(20)葡萄畑をバックにイメージ写真。この後はもちろん、しっかり飲み干しました。しかも朝からっ! |
★ロータリを試すなら、ますこの1本!★
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NV, ロータリ/タレント・ブリュット 【白/発泡】 |
【会員価格】 1,980円 |
柑橘類を思わせる香り、そこにシャンパン製法らしいナッツや焼いたパン(=トースト)の香りがミックスされ、複雑でありながらフルーティさを失わない香りはさすがです。味わいはドライ。口に含んだ瞬間、口の中で踊りだす泡、、、上品な酸味と豊かな旨味を伴うフレッシュ感たっぷりの味わいです。 |
★シルバーピンクに輝くロゼ・スプマンテ!★
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NV. ロータリ/タレント・ブリュット 【ロゼ/発泡】 |
【会員価格】 2,380円 |
フレッシュな酸と果実味、そして豊かな泡感をともなう味わいは 「極上品」 と言っても過言ではありません。アルコール度12.5%というしっかり感もあり、飲み終わった後には豊かな果実味も感じられます。ロゼ・スプマンテとしてはコクのあるタイプですので、、、食前酒としてはもちろん、鶏肉や豚肉を使った料理にも合いますが、おすすめは魚介類! |
★ロータリが誇るエクストラ・ブリュット★
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ロータリ/アルペ・レジス:エクストラ・ブリュット 【白/発泡】 |
【会員価格】 ****円 【完売】 |
アルペ・レジス=アルプスの王。その名にふさわしく、標高が高く、日照条件の良い畑の、シャルドネ種のみから作られます。48ヶ月もの瓶内熟成を経たヴィンテージ入りスプマンテの魅力が目一杯発揮されていて、シャルドネの魅力を最大限に表現しているエクストラ・ブリュットと言えるでしょうね。 |
★ロータリが誇るパ・ドゼ(ノン・ドサージュ)★
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ロータリ/アルペ・レジス:パ・ドゼ 【白/発泡】 |
【会員価格】 ****円 【完売】 |
60ヶ月以上の熟成を経て出荷されるこだわりを持ったスプマンテで、シャンパンと比べても何の引けもとりません。それどころか、シャンパーニュに比べ価格はカジュアル! 銘醸スプマンテがお手頃に楽しめるコストパフォーマンスにあふれた1本なんです。 |
★ロータリが誇る最高峰スプマンテ!★
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ロータリ/フラーヴィオ タレント・ブリュット 【白/発泡】 |
【会員価格】 4,980円 【完売】 |
長期間熟成されたスプマンテらしく、ナッツやトーストしたパンの香りが現れ、その間から現れる蜜りんご等のフルーツの香りも健在です。造りの悪い?泡ものなら、酸化した香りばかりで爽快感が失われているのですが、フラーヴィオは、熟成によるコクを持ちつつも、あくまでフレッシュさを保っています。 |
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ロータリの大きな特長は・・・
★造るスプマンテの全てが「瓶内二次発酵」★
そうです!
シャンパンと同じ製法で、当然ながら1本1本瓶ごとに泡を造る細かくて手間のかかる作業がつきまといます。 ⇒ シャンパン製法って何?
なので・・・
他のスプマンテ(スパークリングワインを含む)に比べてどうしても 割高感 はぬぐえません。
でも・・・
ロータリなら、そんな心配は全く無用!!
リーズナブルにシャンパン製法のスプマンテが楽しめるんです♪
【補足】
シャンパン製法なら、スペインのCAVAがあるじゃん!
と言われるかもしれません。
確かにCAVAも素晴らしいです。
でも、ロータリとの決定的な違いは 「ガス圧」。
つまり、注いだ時に現れる泡の量や口当たり感が違うんです。
ロータリは5.5気圧以上なので、シャンパーニュにも負けていません。
たぶん想像ですが、、、
ロータリがシャンパーニュ地方で作られていたら 5000~7000円以下では売られなかった、、、と思います。
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2012年4月26日(木曜)
ロータリ社 ティスティング・セミナー
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(1)開始前の会場。ワインに埋もれた中でティスティング。ワイン好きにはたまらない環境? |
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(2)資料もちゃんとご用意。ティスティングシートまで入れると10ページ以上の太作なんです。 |
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(3)講師であり醸造家のマッテオ・コヴァッツィさん(左)。身長201センチ! |
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(4)同社アジア担当アレックスさん(右)の通訳でセミナーは粛々と進行しました。 |
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(5)マッテオさんの醸造にまつわる話を聞きながらティスティングして4種のロータリ。 |
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(6)1時間半経過。予定時刻を過ぎてもマッテオさんの話は続く。。。ヒートアップだぁ! |
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(7)私〈Francesco〉もメモを欠かしません!真剣にセミナーを受講してたんだぞーー! |
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(8)参加者の要望でボトルサインするマッテオさん。100本近いサインをこなしてくれました。 |
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(9)マッテオさんの名刺。これをもっていけばロータリ社にはフリーで入れる・・・とか?!? |
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(10)ティスティングで一番人気だったフラーヴィオ。2003も2004も上出来のスプマンテ。 |
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(11)ダミーボトルじゃありません。れっきとした商品!左から750ml、3L、6LのロータリBrut。 |
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(12)最後に記念撮影。身長180センチの〈Francesco〉が小さく見えるほど、マッテオさんは・・・ |