◆サン・アントニオについて◆
ヴェネト州の生産者共同組合の創立者であった、アントニオ・カスタニェーディ氏(写真右)。 1989年、かねてからこの地域の葡萄作りに精通していたアントニオ氏が、現在のカンティーナを購入した時から「テヌータ・サンアントニオ」の歴史は始まりました。
1990年から5年間は研究を重ね、1997年から販売開始、 さらに1999年以降は新しい醸造所を造り、そこで醸造を行っています。
所有する畑は、ヴァルポリチェッラ地域に20ha、ソアヴェ地域に20ha。 現在、2代目である4兄弟全員がそれぞれの分野でカンティーナを支えています。
◆サン・アントニオのこだわり◆
彼らの栽培・醸造におけるこだわりは徹底しています。 「畑の使い分け」「収穫」「アマローネの醸造技術の応用」「葡萄の陰干し」...と、数え上げればきりがないほど。
古い慣習にとらわれない、新しいことへの挑戦は、彼らが父からカンティーナを引き継いだ時から始まりました。 長年組合で培われたノウハウと家族経営の強みを生かした素晴らしいクオリティのワインを造り出す彼らは、
「ヴェネトの伝統を進化させた新しい造り手」として熱い注目を浴び、 またたく間に「あまたの協同組合の葡萄作りの1つ」から「ヴェネト州のトップ・ワイナリー」にまで成長。
近年ではイタリア国内はもとより、ドイツやスイスなど世界各国の市場でもその人気はぐんぐん高まってきています。(もちろん、日本でも!)
◆世界的な評価◆
醸造のあちこちに生かされるアマローネの醸造法により、他にはない味わいが引き出された彼らのワインは、評価誌各誌でも連続して最高評価を獲得しています。
また、アマローネの神様“ダル・フォルノ ロマーノ”が、「注目すべきアマローネの作り手」として一目を置く、“テヌータ サン・アントニオ”。
ここ最近では『あまりのコストパフォーマンスの高さに、他の生産者から苦情が出る』ほど^^;
4人兄弟の熱い熱意は、自分たちのワイナリーをその他あまたの“協同組合の葡萄造りのひとつ”から、“ヴェネット州のトップワイナリー”にまで成長を遂げる原動力となっています。
〈Francesco〉 |
★☆★ 2011年6月訪問 ★☆★
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