San-Marzano サン・マルツァーノ |
◆カンティーネ:サン・マルツァーノ
ギリシャ、トルコ、アラブ、アルバニア、、、様々な人種が交ざり、独特の文化を生み出してきたプーリア州。 その美しい景観も相まって、観光スポットとしても高い人気を誇ります。
また、太陽・風・大地の恩恵を受ける、イタリア最大の農業地帯でもあり、トマトやオリーブオイル、小麦などイタリア食材の宝庫としても知られています。
その温暖な気候から、果実味たっぷりの完熟したワインを作るのが「サン・マルツァーノ」です。
サン・マルツァーノは1962年、19人の地元葡萄栽培農家(=父なる創業者たち)が協同組合“Cantine SanMarzano”を設立したのが始まりです。
以来、地葡萄を中心に栽培していましたが、2000年頃から自社元詰めワインの生産を開始。 南イタリアならではの新鮮な果実味を活かしたモダンテイストが認められ世界的に人気を博すようになります。
現在では1,200もの経験豊富な栽培農家を抱え、彼らは今もプーリア伝統の葡萄作りの哲学・手法を守り続け ています。
◆マウロ・ディ・マッジョさん
2017年2月。このサン・マルツァーノ社からお越しいただいたマウロ・ディ・マッジョさん。
イタリア語、英語、フランス語を駆使して世界を回る凄腕営業マンのみならず、彼は葡萄生産者の一人としてワイン作りにも携わっています。
当日、彼が私〈Francesco〉に語ってくださった興味深いお話の中から要点をまとめてみました。
※サン・マルツァーノの哲学
我々サン・マルツァーノの哲学は
プーリアの土地の風土で育てられた完熟葡萄で、新鮮な果実味をしっかりと表現すること
つまり、葡萄の甘さだけではない、ピュアでクリーンな卓越したバランス感覚のワインを作りだすために、日々の研究や設備投資を惜しまずワイン作りに励んでいるんだ。
※サン・マルツァーノの土壌と気候
サン・マルツァーノは、プーリア州でも南側に位置している。 南プーリアの土壌は赤土で石灰質の豊富な土壌で、土は深さ約50cm程度しかなく、その下はすぐ石灰石になっている。
そのため農作物の根はすぐに石の部分まで届き、鉄分で実が赤くなるといわれる程なんだ。 これは葡萄の生育に非常に適した土壌といえる。
さらに、とてもに温暖な気候ながら、サン・マルツァーノの畑から海までは車で5分程度の近さで、、、 朝夕には潮風で畑が冷やされ、果実味に溢れながらもきちんと酸味を保ったワイン作りを可能にしている。
※トップクラスの品質管理
最新鋭のボトリングラインで、完璧な調整がなされている。
ボトルを水で洗浄した後に不純物がこびりついてないか、瓶に異常がないか撮影・検証されるところからはじまり、ワイン充填の際に窒素も微量に充填するなどあらゆる場面で酸化を極力防ぐ体制が整っている。
皆さんのお手元へ届くまでに、ワイン1本1本に完璧な調整がなされている。
マウロさんは90分の持ち時間をフルに活かして、サン・マルツァーノの魅力を語ってくださいました。
もちろん! サン・マルツァーノのワインは当店おすすめラインのひとつ! 色々なタイプが作られていますので是非お楽しみください!
【余談】 ちなみにマウロさん。 「彼は葡萄生産者の一人としてワイン作りにも携わっています。」とお伝えしましたが、彼が手がけるワインはこちらなんです!
◆マウロさんが手がける白ワイン ⇒⇒⇒ 詳細はこちら
滋味豊かなプーリア州「サン・マルツァーノ」のワイン。 その魅力は
1)地品種の個性を活かしたワイン 2)食事との相性も抜群 3)品質に比べてお値打ちな価格
過日、イタリア料理界の重鎮「片岡護シェフ」がプロデュースする名リストランテ「アルポルト神戸」での食事でも、サン・マルツァーノのワインとのマリアージュの素晴らしさが再確認できました。
魚介類だから白、肉料理だから赤、という既成概念を打ち破る片岡シェフのマリアージュ術は、数あるイタリア料理の中でも右に出るものはいない・・・という経験でした。
皆さんも食材や料理法にとらわれず、その日の料理とサン・マルツァーノのワインを楽しみませんか!(下記写真は当日の料理)
※片岡護シェフ、及びアルポルト神戸様の料理写真につきましては、片岡護氏のご承諾を得た上で使用しています。 〈Francesco〉 |
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