Tua-Rita トゥア・リータ |
1988年設立の家族経営の小さなカンティーナ「トゥア・リータ」。 日本では、、、
「レディガフィがワイン・アドヴォケイト誌で100点満点を獲得した」
ということだけでこのトゥア・リータが紹介されたり、 飲んだことのない方が・・・
『トゥア・リータって有名だけど高いよねぇ』
とひと言で終わられたり、、、
でも、あるインポーターさんが調べてみると、意外にもトゥア・リータのワインを飲んだことのある方は少なかった・・・というのが現実です。
トゥア・リータが有名なのは「ワイン・アドヴォケイト誌で100点満点を獲得した」からでなく「真剣にワインを造っている」からなんです。
また、ワイン価格が高価なのは、どのワインもそうですが、妥協しないその姿勢がワインに乗り移っているからです。
トゥア・リータ等の有名と言われるカンティーナの多くは
(1)その土地の特性を知り ⇒ (地) (2)天候に左右されることなく ⇒ (天) (3)モチベーションを高く保つ ⇒ (人)
ことを平然とやってのけています。 このようなことから考えても、決してトゥア・リータのワインは高価ではありません。
ボルドー地方やブルゴーニュ地方に数多くの素晴らしいワインが存在するように、イタリアにもそれほどまでに造り込まれたワインがあることを体感いただけます。 〈Francesco〉
◆誰も知らないトゥア・リータ秘話◆
「トゥア・リータ」 このカンティーナがある産地「スヴェレート」は、つい最近まで、全く知られていませんでした。
特にスヴェレートは、キャンティ地域の補助的な役割でしかなく、トスカーナでも2流、いや3流の扱いしかされない地域でした。。。
でも、トゥア・リータはスヴェレートの地で、自分たちの畑の土の色が他の畑と違うことに気付きます。 他の畑は黄土色っぽいのに、自分たちのそれは「真っ黒」でした。
彼らはそのポテンシャルに将来を見出します。 出来上がったワインは、自分たちが想像する以上のワインでした。
でも・・・ 地元でトゥア・リータのワインを売ってやろう、扱ってやろう・・・というところはありませんでした。。。
『スヴェレート産のワインは、売れないから、、いらないよ・・・』
こう言われ続けても、ワイン業で生きて行かなければならない彼らは、生活の糧を海外輸出に見出します。
よくワイン雑誌や他店のコメントでは・・・
『トゥア・リータは、ワイナリー設立当初から最高品質のスーパー・トスカーナのみを輸出向けに造る、という明確な意図を持っていた』
と書かれていますが、実際はこんな苦労もあったんです。
今では地元でも入手が非常に難しいスーパーワインとなりましたが、少量ですが、当店では毎年定期的に入荷します。
【エチケットについて】
ラベルを描いたのは画家のラファエッレ・デ・ローザ氏。
ギリシャ神話に出てくるDionysos(ディオニソス)が描かれています。
ディオニソスはワイン、泥酔、快楽、喜びの神として知られ、後にローマ神話ではバッカスと呼ばれます。
神に愛されたワインに相応しいラベルがトゥア・リータに描かれています。
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このお話はトゥア・リータの後継者である「ステファーノ・フラシコッラさん」に直接お聞きして書いたオリジナルです。 トゥア・リータの許可が無いと書けません、 無断転載は醸造元へご迷惑がかかりますのでご注意下さい。
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