ワイン・グローリアス

３０年の時を超えて復活！

1959年～1979年まで作られていた幻の赤ワイン

【ソムリエ〈Francesco〉コメント】

サンジョヴェーゼ＝Sangiovese。

トスカーナ州では、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノやキャンティ・クラシコなど、偉大なワインを産み出す葡萄としてよく知られてます。

でも、、、

トスカーナ州のすぐ北隣エミリア・ロマーニャ州でサンジョヴェーゼが造られていることは、あまり知られていません。

そこで！

私〈Francesco〉が“とっておきのエミリア・サンジョヴェーゼ”をご紹介します。

◆2012　ドレイドナ/リゼルヴァ・パラッツァ

　　　　　　*Drei-Dona/Riserva Palazza*

作り手は「ドレイ・ドナ」。

現オーナーのエンリコ氏の父クラウディオ氏の代から自社で瓶詰めを創めたカンティーナです。

エンリコ氏はこのワインのラベルに、こう記しました。

★ UVAGGIO STORICO（ウヴァッジョ・ストーリコ） ★

多種類の葡萄を混醸して作る歴史的あるワイン・・・という意味で、

サンジョヴェーゼ種をメイン（90％）に、カベルネ種と地葡萄アンチェロッタ種が混醸されていました。

（2012年産はサンジョヴェーゼ90% カベルネ・ソーヴィニヨン10%）

つまり！

このドレイ・ドナが　１９５９年～１９７９年まで生産していたワインを、2009年産から復活させたのが、このキュヴェ・パラッツァなんです。

その味わいとは・・・

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グラスに注ぐだけでうっとりしてしまう　“透明感のあるレッドカラー”　が印象的。

（右テイスト画像をクリックすると色合いが確認できます）

そのグラスからは、、プラムや野イチゴを感じさせる香りが湧き上がり、そして微かにオレンジのイメージも感じます。

そして、ひと口飲めば・・・ 

ミネラルたっぷり！　旨み満載！

サンジョヴェーゼらしい酸がフワッと現れて、こなれた果実味の余韻が長く長く残ります。

熟成させてから世に出たワインらしく、タンニン（渋味成分）は落ち着いた雰囲気があり、時間の経過とともに、更にこなれた雰囲気も醸しだします。

２年近く樽熟成されていますが、大樽（15～25HL）が使われているため、過度な樽香もありません。

飲み終えた頃には、、、

優しくエレガントな口当たりに包み込まれます。

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ドレイ・ドナが作るサンジョヴェーゼは、今やイタリアでも屈指の1本に数えても、何の違和感もありません。

リゼルヴァ・パラッツァ自身も、とてもバランスの良いワインですが、さらに美味しく召し上がるコツは・・・

　※早めの抜栓※

1～2時間前に抜栓しておくと、、、 

こなれた極上サンジョヴェーゼの風味がお楽しみいただけます！

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【産地】イタリア　エミリア・ロマーニャ州
【生産者】ドレイ・ドナ/テヌータ・ラ・パラッツァ
【タイプ】赤ワイン/フルボディ
【葡萄品種】サンジョヴェーゼ90%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%
【容量】750ml
【アルコール度数】 13.5%
【料理との相性】各種肉料理、パスタ料理（ボロネーゼソース）etc.

【カンティーナの詳細はこちら】　⇒　再構築中