アブルッツォ州

NV. ヴィニェティ・デル・サレント〈トレ・イコーネ〉【赤】

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商品詳細

まろやかでフルボディ!
優れた土着品種3種で作る飲み応えある赤ワイン 

【ソムリエ〈Francesco〉コメント】 

3州の産地

イタリアワイン。

20州全てでワイン作りが行われ、それぞれの地域色を発揮したワインが醸されています。

でも、イタリアには厳格なワイン法が定められていて、ひとつでも条件を外してしまうと・・・

DOCGやDOCの枠組みではなく、普通のテーブルワインクラス(Vino da Tavola=ヴィノ・ダ・ターヴォラ)として扱われます。

ヴィノ・ダ・ターヴォラの中には、その名の通り品質よりも安さ・手頃さで作られるワインがある一方、

自分達の意思で品質の良いワインを作るために、ワイン法の規定をわざと無視して作られるワインもあります。

こちらでご紹介するワインもそのひとつ。

わざと3州の特徴ある葡萄を混醸して作られたワインなんです。

トレ・イコーネ【赤】◆NV. トレ・イコーネ
  *Tre Icone*

作り手は「ヴィニェティ・デル・サレント」。

アブルッツォ州を本拠地とするファンティーニ・グループが、プーリア州で展開する新たなプロジェクトで、

このトレ・イコーネは、州の枠組みを越え、優れた土着品種で作る偉大なワインを目指して作られます。

このため使われる葡萄は

※アブルッツォ州のモンテプルチアーノ種
※プーリア州のプリミティーヴォ種
※シチリア島のネレッロ・マスカレーゼ種

の3種!
(最終醸造はプーリア州で行われています)

あえてヴィノ・ダ・ターヴォラのランクにしている点が、DOCGやDOCワインと大きく違うところなんです。

【補足】
◆ラベルに記載されている数字「6・6・3」。
これは3州の畑を結んだ総距離663kmを表しています。
◆ヴィノ・ダ・ターヴォラのため、ヴィンテージ表記はございません。

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さて、グラスに注いだワインの色合いは濃く深いガーネット色。
(右テイスト画像をクリックすると色合いが確認できます) 

トレ・イコーネのテイスティング(クリック⇒拡大します)

香りの第一印象は、プリミティーヴォ由来の煮詰めたジャムや赤い果実の香りが漂います。

バリック樽(=小樽)で醸されたワインらしいバニラの香りも感じます。

でも、過度な樽香は無く、控えめながらも最後にしっかり主張してくる樽香です。

味わいはフルボディと表現するにぴったり!

でも、たとえばプリミティーヴォのみ、モンテプルチアーノのみで醸されたワインと違い、果実由来の甘さは控え目です。

タンニン(渋味成分)自体は柔らかく、シャープな酸が全体を引き締めていますが、

これはネレッロ・マスカレーゼのエレガントさが加わったからでしょうね。

通常では考え得ない組み合わせが、食事にも合わせやすいワインとなっており、土着品種それぞれの個性を発揮させる結果となって現れています。

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【〈Francesco〉の楽しみ方】 

葡萄収穫私がいつも試すことですが、この「トレ・イコーネ」を翌日にティスティングしてみました。

どうでしょう!

前日に抜栓した状態より、確実にまろやかさがでている!

果実味・酸・タンニン(渋味成分)・余韻、、、
それぞれがとてもまとまりのある姿で飲み手に応えます。

南イタリアの素朴さが映し出されたタイプと言えるので、このワインは慌てず、ぜひゆーーっくりとお楽しみくださいね!

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しっかりとした味わいのワインですので・・・

料理と合わせるなら、やはりお肉!

ローストビーフ

バーベキューや鉄板焼きにも合うワインですが、私〈Francesco〉的お奨めは「ローストビーフ」!

このワインを飲んでいて、ほんのわずかに感じる酸味が合う、と感じています。

お肉の料理以外にもトマトソース系の料理(パスタ料理)に合ってしまいます。

じっくりとお楽しみください。

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【産地】イタリア(アブルッツォ州、プーリア州、シチリア島)
【生産者】ヴィニェティ・デル・サレント
【タイプ】赤ワイン/フルボディ
【葡萄品種】モンテプルチアーノ、プリミティーヴォ、ネレッロ・マスカレーゼ 各3分の1
【容量】750ml
【アルコール度数】 14.0%
【料理との相性】お肉を使った各種料理 etc. 

【カンティーナの詳細はこちらから】 ⇒ 準備中