ラツィオ州

2023 フォンタナ・カンディダ〈サンタ・テレーザ:フラスカティ・スペリオーレ〉【白】

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商品詳細

カジュアルだけど高いクオリティ
ローマっ子に愛され続ける白ワイン 

【ソムリエ〈Francesco〉コメント】

ラツィオ州◆ラツィオ州の伝統ワイン「フラスカティ」の歴史◆

イタリアの首都ローマがあるラツィオ州で作られる白ワイン「フラスカティ(Frascati)」

フラスカティ(フラスカーティ)はワインの名前でもあり、ローマの南東約20kmに位置する町の名前でもあります。

フラスカティの町から5~6km南に行くと、そこはローマ法王の避暑地として知られるアルバーノ湖(右写真)があり、フラスカティのワインは法王やローマっ子に愛され続けているワインとしても知られます。

歴史をさかのぼれば、フラスカティは2000年以上前の古代ローマ時代の頃から美食家や皇帝たちの舌をうならせる銘酒として知られていました。 

アルバーノ湖しかしその後、ローマ帝国の滅亡とともに葡萄畑の数は激減し、何百年も荒れ果てたままの土地が残されます。

ようやく中世になってわずかな苗木から葡萄栽培が復活し始め、かつての栄光を徐々に取り戻します。

そしてその味の良さが認められ、イタリアのDOC(原産地統制呼称)が制定された1966年、

最初に認証を受けた栄誉ある四つのDOCの一つとして“フラスカティDOC”が選ばれます。

その後押しをうけて1960年代後半~1970年代にフラスカティは大流行し、飛ぶように売れる時代になりました。

ただ、流行品が出ると、決まって登場するのが粗悪品。
いつの時代も同じです。 

エノロゴ マウロ・メルツ氏素晴らしいフラスカティを作るワイナリーがある一方で、残念なことに流行に乗じて質より量を重視した低品質のフラスカティも出回り始めます。

そして、いつの間にか「フラスカティ=安くて薄いワイン」のイメージがついてしまいました。

その様な状況を見過ごせないいくつかのワイナリーは、信用回復に乗り出します。

そのひとつがご紹介する「フォンタナ・カンディダ社」です。

1958年の創業以来品質にこだわってきた同社は、価格競争によるフラスカティDOCの低品質化に歯止めをかけなければならないと考え、葡萄栽培農家への指導・啓蒙活動と品質回復に尽力したのは言うまでもありません。

その努力の甲斐あって2011年、フラスカティDOCのみならず、フラスカティ・スペリオーレDOCG(保証付き原産地統制呼称)まで新たに制定されます。

もちろん、フォンタナ・カンディダ社自慢の単一畑から作られる“サンタ・テレーザ”フラスカティ・スペリオーレ・セッコもそのDOCGに認証。

信頼回復とともに、現在では「最高峰のフラスカティのひとつ」として呼び声高いワインと評価されています。

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さて、ご案内するワインは、もちろんフォンタナ・カンディダ社の代表酒のこちらです。

サンタ・テレーザ【白】◇2023 サンタ・テレーザ/フラスカティ・スペリオーレ
Santa-Teresa Frascati Superiore

このワインに使われる3種の葡萄は、フォンタナ・カンディダ社が持つ最高の畑のひとつ「サンタ・テレーザ畑」産の葡萄のみが使われます。

その点について、フォンタナカンディダ社のエノロゴ:マウロ・メルツ氏はこう語ります。

ワインは単なる飲み物ではなく文化である、という思いから、ワインの価値を高めるためのワイン醸造を行う。
厳選した葡萄を使い、丁寧に醸造することによって、テロワールを表現したワインを作ることができる、と考える。

つまり・・・
色々なワイナリーから、様々なフラスカティが販売されていますが、唯一無比、高品質のフラスカティなんです!

その味わいとは・・・

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サンタ・テレーザのテイスティング(クリック⇒拡大します)グラスに注がれたワインは、透明感タップリの淡い麦ワラ色。
(右テイスト画像をクリックすると色合いが確認できます)

抜栓直後から感じる花やフルーツの香りに清々しさを感じるのは、私だけではないと思います。

実に心地よい香りです。
そして、その香りの合間にハーブ系の香りも感じられます。

味わいは、ズバリ「ドライ」!
みずみずしさとすっきりした酸が感じられますが、決して薄い味わいではなく、、、

葡萄本来の果実味がしっかりと感じられ、オイリーさも感じ、エレガントさも見事です。

一口飲むと、またすぐにもう一口飲みたくなるような飲み心地の良さが魅力です。

ふつう、これだけの風味を持つワインなら、そこそこの価格が付いても不思議ではないのですが・・・

このワインは、とってもカジュアル!
是非お試しください!

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アサリ酒蒸し(ワイン蒸し)ワインだけでも美味しい1本ですが、できるなら「食中酒」としてお楽しみいただくのがベターです。

これを冷やして楽しめば・・・ もう、どんな料理にもピッタリ。

私〈Francesco〉的には、アサリの酒蒸し(ワイン蒸し)や天ぷら(特にかき揚げ)などと合わせて楽しみます。

また、「寿司とワインは絶対に合わない」なんて某ワイン雑誌評なんてウソ!というくらい生の魚介類にも合わせられます。

飲んでいても充実感のあるワインで、しかも価格は“カジュアル!!”

高いコストパフォーマンスが体感できます!

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【ワインのコルク栓について】 

サンタ・テレーザに使われるコルク栓(クリック⇒拡大します)このワインに使われるコルク栓の長さは5センチ近くあります。

通常よりもやや長めのコルク栓が使われていますので、抜栓の際は

※ゆっくりとスクリューを差し込み
※じっくりと引き上げてください。

スクリューの差込みが足らなかったり、急いで引き上げた際はコルク栓が途中で折れてしまう場合がございます。

お気をつけくださいね!

※ワインFAQ ⇒ コルクの状態について

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【産地】イタリア ラツィオ州
【生産者】フォンタナ・カンディダ
【タイプ】白ワイン/辛口タイプ
【葡萄品種】マルヴァージア60%、トレッビアーノ30%、グレコ10%
【容量】750ml
【アルコール度数】 13.5%
【料理との相性】パスタ料理、魚介類の料理 天ぷら etc.

【ラツィオ州産ワイン一覧】 ⇒ こちら

 ★bianco