ワイン・グローリアス

地元で愛されるサルデーニャワイン！

フレッシュ感たっぷりのカンノナウ

 

 

【ソムリエ〈Francesco〉コメント】

 

カンノナウ種＝Cannonau。

 

イタリア　サルデーニャ島で盛んに栽培される赤ワイン用葡萄です。

 

聞きなれない名前かもしれませんが、、、

 

フランスでいうところのグルナッシュ（Grenache）、

スペインでいうところのガルナッチャ（Garnacha）がこれにあたります。

 

こうなると、ちょっと親しみが湧いてくるかもしれません。

 

カンノナウ種は、いくつかのワイナリーで作られていますが、ご紹介のワインは・・・

 

つい最近になって、初めて輸入されたカンノナウなんです。

 

◆2020　カンノナウ・ディ・サルデーニャ

　　　　　*Cannonau di Sardegna*

 

作り手はサルデーニャ北西部、史跡とヴァカンスの町アルゲーロを本拠地とする「テヌーテ：ヤンナ・デ・マーレ」。

 

オーナーのジャンパオロ・パルピネッロさんはヴェネト生まれ。

 

地元の著名なコネリアーノ醸造学校を出た後、1960年代にサルデーニャでのワイン作りに参加。

 

以来50年をこの島で過ごしています。

 

北部のワイナリーを中心に、クオリティワイン作りに携わった彼が、よりカジュアルに、サルデーニャの土着品種を楽しんでもらいたい・・・

 

という思いで2019年、息子たちとスタートしたのがこのプロジェクトなんです。

 

こちらでは、手作り感あふれるカンノナウ種の風味を紐解いてみました。

 

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グラスに注いだワインは、濃縮感のある赤紫色。

 

ある意味、濃さを感じさせる色合いです。

（右テイスト画像をクリックすると色合いが確認できます）

 

注いだ直後、香りには新鮮なチェリーを想わせるものがあり、軽いスパイス感も同時に感じられます。

 

味わいにもしっかりその風味が写し込まれていて、カンノナウ種特有の良質な酸、

 

そして果実味がじわじわと口中に広がります。

 

そう！

特に他社が作るカンノナウとの違いは「柔らかいタンニン（渋味成分）」。

 

このタンニン（渋味成分）が優しいため、カンノナウ特有のフルーツっぽい果実味が際立ちます。

 

まろやかで上品な風味がこのワインの魅力ですね。

 

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私〈Francesco〉がテイスティングし、気付いたことは・・・抜栓直後。

 

この時は、さほどワインの魅力を感じさせられなかったのですが、抜栓した翌日。

 

同じワインとは思えないほど香りが目覚め、そしてエレガントな果実味と酸を伴った風味に変貌しておりました。

 

なので、個人的には

 

※抜栓翌日

 

が飲むタイミングとして最適と思っています。

（或いは、早めの抜栓で対応）

 

また暑い季節なら、冷蔵庫で30分程度冷やしていただくと、、、飲み心地良くお楽しみいただけます。

 

ぜひお試しくださいませ！

 

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カンノナウ種を使ったワインには、各種お肉を使った料理が良く合いますが・・・

 

私〈Francesco〉的には、ミートソースのパスタ（ナポリタンでもOK）や焼き鳥（タレ味）がお奨めです。

 

ワインが持つ酸がトマトの持つ酸と合いますし、

 

スパイシーさがタレ味とよく馴染み、見事なペアリングを見せつけます。

 

また、お肉をシンプルに塩と香辛料だけで焼いただけでもナイスなマッチングです！

 

チャンスがあればお試しください。

 

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【産地】イタリア　サルデーニャ島（北西部：アルゲーロ）
【生産者】ヤンナ・デ・マーレ
【タイプ】赤ワイン/ミディアムボディ
【葡萄品種】カンノナウ100%
【容量】750ml
【アルコール度数】 13.5%
【料理との相性】各種お肉を使った料理　ミートソースのパスタ　焼き鳥（タレ味）etc.

 

【カンティーナの詳細はこちら】　　⇒ 準備中