ワイン・グローリアス

ランブルスコの上級ワイン

瓶内二次発酵【赤？？】のスプマンテ！

【ソムリエ〈Francesco〉コメント】

「赤の発泡性ワイン」・・・というと、真っ先に登場するのこちらです。

★　ランブルスコ　Lambrusco　★

エミリア・ロマーニャ州の特産ワイン的存在で、2008年頃から人気急上昇しているこのワイン。

人気の第一の理由は「赤ワインなのに微発泡」という点が挙げられます。

当店では、多い時には20種近いランブルスコを取り扱いますが、こちらでご紹介するワインは

★　赤？？のスプマンテ　★

そうです！

微発泡（＝フリッツァンテ）と違い、ガス圧のしっかりとした正真正銘の赤のスパークリングワイン！

しかも、瓶内二次発酵法（＝シャンパン製法）で作られたワインなんです。

◆NV.　カレッツァ

　メトド・クラシコ：ブリュット

*Carezza Metodo-Classico Brut*

作り手は「メディチ・エルメーテ」。

かつてフィレンツェで権勢をふるった名家、『メディチ家』所有のワイナリーで、

ランブルスコの歴史を塗り替えた「コンチェルト」を筆頭に、素晴らしいランブルスコ等を数々生み出すトップ・ワイナリーとして、ご存知の方も多いと思います。

このカレッツァは、ワンランク上のランブルスコを目指し、12ヶ月の瓶内熟成を経てリリースされた限定醸造の逸品！

その味わいを紐解いてみました・・・と言いたいところですが、私〈Francesco〉は表題に【赤？？】とクエスチョンマークを2つも入れました。

その理由とは・・・

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このワインをグラスに注いでみました。

その色合いは【赤】と言うよりも【ロゼ】や【オレンジ】の様相です。

（右テイスト画像をクリックすると色合いが確認できます）

その理由をメディチ・エルメーテのオーナーであるアルベルト・メディチさんに直接お聞きしました。

アルベルトさん曰く・・・

このカレッツァは「ランブルスコ・ディ・ソルバーラ種」のみで醸す。

この葡萄品種は色がかなり薄く、目いっぱいスキンコンタクト（色出し）をしても、カレッツァの色合いが限界点だ。

このためランブルスコ・ディ・ソルバーラ100％で作ったランブルスコやスプマンテも透明感のある色合いになるんだ。

また、ランブルスコ・ディ・ソルバーラ種は、ランブルスコの品種の中で一番酸が高い品種であるため・・・

口に含んだ瞬間、エレガント・・・いやシャープな酸（酸味）が舌の上を走り抜ける感覚があります。

でも瓶内二次発酵ワインらしい豊かな泡感はお見事で、微発泡性と比べて、その泡のしっかり感が目で感じ取れるんです。

飲み進むほどに果実味はチャーミングさを増し、そしてタンニン（渋味成分）が舌を心地よく刺激しますが・・・

細かな泡がそれらを見事に包み込み、飲み心地の良さを演出しています。

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メディチ・エルメーテは、エミリア・ロマーニャ州の中心に位置し、ワイナリーの周りにはワインだけでなく

パルマの生ハム、パルメジャーノ・レッジャーノといった「食の都」らしい逸品が揃う地域なんです。

当然！

ワインとの相性も抜群なのは、言うまでもありませんね。

また、カレッツァと合わせたい料理は、やはりトマトソースたっぷりのパスタやボンゴレ・ロッソですね。

或いは、中華料理系のエビチリや酢豚などもお奨めです。

『まさか、、、』と思ってる方も、ぜひお試しください！

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【産地】イタリア　エミリア・ロマーニャ州
【生産者】メディチ・エルメーテ
【タイプ】赤ワイン・発泡/辛口タイプ
【葡萄品種】ランブルスコ・ディ・ソルバーラ100%
【容量】750ml
【アルコール度数】 11.5%

【醸造】瓶内二次発酵（12ヶ月熟成）
【料理との相性】　トマトソースたっぷりのパスタ　ボンゴレ・ロッソ　など

【カンティーナの詳細はこちら】 　⇒　メディチ・エルメーテ

【備考】限定輸入ワインのため、再入荷は未定です。

 ★spumante