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商品詳細
「ブルネッロの銘生産者」
ラ・チェルバイオーラから
極少醸造のセカンドワインが入荷!
◇このワインにおけるケルセチン発生についてのご説明◇
【ソムリエ〈Francesco〉コメント】
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ。
ひと度このワインを口にしたなら、心揺れずにいられる人は少ないでしょう。
私〈Francesco〉も10数年前、イタリア・トスカーナ州モンタルチーノを訪れた際、あるワイナリーでこのワインを口にした時、ワイン観がガラリと変わったことを覚えています。
使われる葡萄はブルネッロ(=サンジョヴェーゼ・グロッソ)のみなのに、この味わいを経験したなら・・・
トスカーナ産サンジョヴェーゼのイメージが変わる・・・と言っても過言ではありません。
その中でも、ひときわ輝きをみせるワイナリーのひとつが「サルヴィオーニ・ブランド」を作る「ラ・チェルバイオーラ」です。
そのクオリティの高さと、需要の大きさから常に幻のブルネッロとして入手困難なワインとしても知られる逸品ブルネッロです。
でも、畑の大きさはわずか4ヘクタール。
『自分の手に負える量しか作らない』
というジュリオ・サルヴィオーニさんの言葉に思わず納得してしまう広さです。
もちろん、生産量が少ないので機械化もせず、瓶詰めは手詰め、ラベルもジュリオさん達家族が自ら行なっている、今では希少な「手作りブルネッロ」なんです。
【注】よくお問合せをいただきますが、チェルバイオーラとチェルバイオーナは、親戚筋等では無く関係性の無いワイナリーです。
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さて当店では、ラ・チェルバイオーラが作るブルネッロ・ディ・モンタルチーノもご紹介していますが・・・
このページでご紹介するのは、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノのセカンドワイン なんです!
ロッソ・ディ・モンタルチーノ
*Salvioni / Rosso di Montalcino*
でも、、、畑の大きさはわずか4ヘクタール。。。
生産される量も平均しても8000~9000本ほど。。。
もちろん、生産量が少ないので機械化もせず、瓶詰めは手詰め、ラベルもジュリオさん達家族自ら行なっている、今では希少な「手作りブルネッロ」なんです。
ちなみに、2023年産のワイン生産量は、約1万本。
結果的に、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ(現行2020年)よりいち早くリリースされるロッソは、人気に拍車がかかり少なく希少なものとなっています。
言い換えると、本来ブルネッロ・ディ・モンタルチーノに成り得た葡萄が使われている 非常にお買得なワインと言えるでしょう。
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【2023年ヴィンテージ評価】
冬は穏やかで乾燥していましたが・・・
4~6月初めは雨が多く不安定な天候が続きました。
中央南イタリアではベト病の影響で多くの生産者が打撃を受けましたが・・・
ラ・チェルバイオーラは風通しの良い畑環境と、農学を学んだ息子ダヴィデ氏による丁寧な管理により病気の発生がなく、収穫量も平年並みでした。
夏は晴天が続き、健康なブドウを収穫できたことがヴィンテージの成功を支えました。
〈エージェント:林達史氏談〉
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2023年産のロッソ・ディ・モンタルチーノは、例年とは醸造法が変わります。
従来、約50%を樽熟成させるのですが、この年は樽のスペースが埋まっており、ほとんど樽熟成をしていないにもかかわらず・・・
ブルネッロのような骨格を備え、滑らかさと果実の調和が魅力的な一本に仕上がっています。
グラスに注がれたワインは、透明感のある色合い。
やや濃さをも感じさせます。
2023年産・・・と、ヴィンテージだけを観ると若すぎるように思われるかもしれません。
でも、このヴィンテージはステンレスタンクで8ヶ月熟成と、より果実味が前面に現れ、早くから開き楽しめるタイプ!
チェリーを思わせる濃厚な香りは、もはやブルネッロ・ディ・モンタルチーノの域に達しています。
ひと口含むと、葡萄の甘味が真っ先に現れます。
それは心地良く、そしてエレガントな甘味です。
また、サンジョヴェーゼ・グロッソ種らしい酸もきっちり存在し、タンニン(渋味成分)、コク、余韻、どれをとっても完璧に引き出されています 。
ただジュリオ・サルヴィオーニさんの舌は、あくまで納得が行かないとファーストにしない鉄則がありますが、個人的には・・・
> この、どこが、ファーストに及ばないのか
分かりません。
ただ言えるのは、ファーストより熟成期間が短い・・・ということだけで、その実力を認めざるを得ないセカンドなんです。
ロッソ・ディ・モンタルチーノとしては、かなりのグレード!
質の高いワインが、ある意味 お手頃に楽しめるんです。
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【ケルセチンの出現について】
このワインには、稀にゼリー状の様なオリが発生している場合があります。
これは「ケルセチン」という葡萄の皮に含まれるポリフェノール化合物の一種フラボノイドを骨格に持つ物質です。
ケルセチンは抗酸化作用、抗炎症作用、抗動脈硬化作用などが報告されている人体には影響のない物質です。
フラボノイドがタンパク質と結合することで、目に見える形で液中に出現してまいります。
醸造過程で発生するということは基本的には無く、ボトリング後の瓶熟成を行うことで多く生成される傾向にあります。
近年、特に2014年以降からイタリア国内でもこの問題が多発しており、醸造過程で薬品を投与することで、この物質を除去することができるのですが、結果、タンニンや酸味などもなくなってしまうなどの問題点もあり、、、
多くの生産者が自身のワイナリーの個性が損なわれることの方が危険であると判断し、この薬品を使用しておりません。
また、オーガニック認証の許可も取得できなくなってしまいます。
ラ・チェルバイオーラもその薬品を使わない生産者の一つであり、特に自身のワイナリーの品質を下げることや妥協することを一切しないため、このような形でリリースされました。
当店や輸入元(モトックスさん)としましても、味わいや品質に影響はないということを認識しております。
お客様におかれましては、このオリ状の物質を好まれない場合、ご購入をご遠慮いただきたくここに表記いたしました。
【追記】
過去にもシチリア島エトナ産ワインで同じような状態のワインがありました。
その際の写真が右のものです。
見た感じでは、オリのような感じにみえるモロモロっとしたものです。
この際も現物試飲しましたが、味わいや品質自体は非常に良い状態でした。
以上、ご報告申し上げます。
ワイン・グローリアス 辻功一
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【産地】イタリア トスカーナ州モンタルチーノ
【生産者】ラ・チェルバイオーラ
【タイプ】赤ワイン/フルボディ
【葡萄品種】ブルネッロ(サンジョヴェーゼ・グロッソ)100%
【容量】750ml
【アルコール度数】 14.0%
【料理との相性】色々なお肉の料理と
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