ワイン・グローリアス

透明感があり、キラキラ輝く１本

シチリア島西部から爽やかさ満点の【白】

【ソムリエ〈Francesco〉コメント】

グリッロ＝Grillo。

かつてマルサラ酒（酒精強化ワイン）のベースに使われたシチリア島由来の地葡萄です。

マルサラ酒のみならず、テーブルワインの主要品種として全盛を極めたものの1980年代、、、

国際品種シャルドネ等の人気沸騰によって転作する農家が激増し栽培面積が半減。。。

でも諦めず、グリッロの可能性に賭ける少数の葡萄農家によって２１世紀になっても細々ながら栽培されてきました。

その葡萄グリッロを使い、シチリアらしい爽やかな味わいを実現したワインがこちらです。

◇2023　ザブ/グリッロ

*Zabu/Grillo*

作り手は「ヴィニェティ・ザブ」。

そうです！

あの大人気赤ワイン「イル・パッソ」の作り手ザブが醸す希少な白ワインなんです。

グリッロの持つ可能性を見出していた醸造元ザブは2009年、地元に対してこのグリッロ100％のワインをリリース。

もちろん、評判は上々！

暑いシチリア西部の気候とかぶる日本でも、このワインの味わいは絶対に支持されるはず！・・・

そんな思いがこのワインの輸入につながったんです。

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グラスの注がれたワインは、柔らかな麦わら色。

透明感もあり、キラキラ輝くような液体です。

香りは優しさあふれる柑橘系。

この香りだけで胸がスカッとする魅力を持っています。

口に含んでもこの香りは失せません。

もしろ、爽やかな花をイメージさせる香りも湧き上がり、エキゾティックさ満点！

フレッシュでサッパリとした第一印象ですが、時間の経過とともにとろ～りとした果実味を感じ出させます。

そして、後味には心地よい酸とほろ苦さを感じさせる・・・

価格を考えると、上出来のワイン・・・といえるのではないでしょうか！

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このワインは、ワインだけでも美味しいですが、ぜひ魚介類を使う料理と合わせてみてください！

特に、生魚（刺身系）であっても、その臭さをあおることなく、すんなりと楽しめます。

また、フレッシュで口当たりが良いワインなので「食前酒」としてもお楽しみいただけます。

地元シチリアでは、素材を選ばずにキ～ンと冷やしたこのワインと普段の食事を合わせたりもします。

ぜひお試しあれ！

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【産地】イタリア　シチリア島
【生産者】ヴニェティ・ザブ
【タイプ】白ワイン/辛口タイプ
【葡萄品種】グリッロ100%
【容量】750ml
【アルコール度数】 12.5%
【料理との相性】食前酒　前菜　リゾット　魚料理

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 ★bianco