ピエモンテ州

1999 アゼリア〈バローロ/ブリッコ・フィアスコ〉【赤】

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商品詳細

名生産者が作るバローロ

長期熟成の味わいは感動ものです!

 バローロ地域の看板

 

【ソムリエ〈Francesco〉コメント】

 

ピエモンテ州はもとより、イタリアを代表する赤ワインのひとつとしてよく知られたワインと言えば・・・

 

そう、「バローロ=Barolo」!!

 

でも、バローロにはいくつかの種類があることをご存知ですか?

 

(1)大樽を使った伝統的製法のバローロ

(2)小樽を使った現代的製法のバローロ

(3)1と2を組み合わせ、個性を強調したバローロ

(4)単一畑の葡萄だけで造るバローロ

(5)その他

 

バローロ地域には800もの生産者がいて、個々の性格を持ったバローロを探すのは至難の技。

 

でも、このカンティーナのワインならシッカリと個性をお楽しみいただけます。

1999 バローロ ビリッコ・フィアスコ【赤】 

◆1999 バローロ/ブリッコ・フィアスコ

    *Barolo/Bricco-Fiasco*

 

タイプ的には(2)に当てはまるバローロです。

 

作り手は、「アゼリア」。

1920年創業の典型的な家族経営の老舗カンティーナで、現当主は4代目ルイージ・スカヴィーノさん。

 

このワインに使われる葡萄は、スカヴィーノ家が所有するバローロ地区の一角の「ブリッコ・フィアスコ畑」のものが使われています。

 

この畑で収穫された良質ネッビオーロをバリック樽(225リットル)で24ヶ月熟成、その後長きに渡ってカンティーナのセラーで熟成さたバローロ古酒なんです!

 

さて、その味わいとは・・・

 

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〔1999年ヴィンテージ評価〕

年の初めは天候が良く、葡萄の生育は理想的であった。

9月から10月頃は日中良く晴れ、昼夜の寒暖差もしっかりあったため果実は十分に熟した。

また、酸度と糖度のレベルはとても良く、納得のいくものとなった。

タンニン(渋味成分)と香りのレベルも上がり、最終的に全ての要素がまとまり、バランスのとれたヴィンテージとなった。

 

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ルイージさんは仰ってます。

 

1999 ブリッコ・フィアスコのテイスティング(クリック⇒拡大します)バリック=小樽を使う革新的な作りで醸されたバローロだけに・・・飲み頃を迎えるのに最低15年を要する。

 

ええ、早くに飲んでしまうと、バランスが悪くてギクシャクした風味しか感じないワインも、年月を経て大人の味わいへと変貌します。

 

グラスに注いだ色合いは、グラスの縁にオレンジ色を感じさせるガーネット色。

 

熟した果実やチョコのニュアンスはありますが、

花やフルーツを感じる香りは、とてもこの年数を経たワインとは思えないものがあります。

 

そしてひと口含むと・・・

 

強烈であったはずのタンニン(渋味成分)は丸みを帯び、

余計な雑味を全て削ぎ落としたようなシャープな味わいが際立ちます。

 

そして、余韻にしっかり熟した赤い果実を感じさせるナイスなバローロ古酒なんです。

 

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バリックを使うバローロ=バローロボーイズのワインか。。。

と、早とちりすて敬遠される方もおられると思います。

 

ルイージ・スカヴィーノさんでも!

これだけの年月をかけたからこそ味わえる妙味がこのブリッコ・フィアスコには存在します。

 

醸造元アゼリアのルイージさんが

 

>>> 飲み頃は15~45年後

 

と仰るように、そろそろ飲み頃に入りだしたワイン・・・と言える出しょうね。

 

私〈Francesco〉は、抜栓翌日にもテイストしましたが、

 

長い熟成から覚めたワインは、やはりその日のうちに飲まれた方が得策と感じます。

 

ぜひ、ワイン好きの方が数名集まられたなら、最後の1本にこのマルゲリアはいかがでしょうか!

 

きっと、思われる以上の感動がありますよ!

 

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【産地】イタリア ピエモンテ州バローロ地区
【生産者】アゼリア
【タイプ】赤ワイン/フルボディ
【葡萄品種】ネッビオーロ100%
【生産量】7800本
【容量】750ml
【アルコール度】14.0%

 

【料理との相性】お肉を使った各種料理 etc.

【備考】

 ※ビオディナミ・ワイン(認証無し)

 ※ノン・フィルターですので澱(オリ)がございます

 

【カンティーナの詳細はこちら】 ⇒ アゼリア