ワイン・グローリアス

【ユーロリーフ認証ワイン】
大樽熟成チリエジョーロ
滑らかなタンニンと果実感が魅力の【赤】

【ソムリエ〈Francesco〉コメント】

チリエジョーロ種。
Ciliegiolo

トスカーナ州を発祥とする葡萄品種で現在、チリエジョーロ種は栽培面積が減少している希少な品種です。

この品種は、サクランボ（Ciliegia）の様な香味と色調から命名されたとされています。

ご紹介するワインに使われるチリエジョーロ種も例外ではありません。

トスカーノ州モンタルチーノ近郊のサンタンティモ地域の葡萄畑（0.5ha）で栽培される葡萄が使われます。

それがこちらのワインです。

◆2021　ペル・エンマ
 *Per Emma*

作り手はモンタルチーノ最南端、オルチャ渓谷にほど近いカステルヌオーヴォ・デッラバーテに位置する「ピアンコルネッロ農園」。

1700年代から続く農園を、現オーナーのクラウディオ・モナチ氏の祖父が1950年に購入。

そして1990年代から自社葡萄で醸造し始めたワイナリーです。

現在、畑は13haを所有。

サンジョヴェーゼ種はサンタンティモ地域の畑とモンタルチーノ地域の区画に併せて12ha、樹齢が高いものは50年ほどになります

その他、サンタンティモ地域ではコロリーノ種とチリエジョーロ種も少量栽培しています。

ペル・エンマはチリエジョーロ100％。
（エンマ＝ワイナリーの長女エンマさんの名前）

その味わいとは・・・

【補足：畑の広さについて】
0.5ha・・・といってもピンと来ないかもしれません。例えば、プロ野球が開催される野球場のグランドの広さが約1haですので、その約半分の大きさの葡萄畑です。

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グラスに注いだワインは、透明感を感じさせるルビー･レッド色。
（右テイスト画像をクリックすると色合いが確認できます）

このグラスからは木イチゴやチェリーを想わせる香りが湧きあがります。

また、大樽で18ヶ月熟成によるバニラの香りもほんのわずかに感じます。

ひと口含むと即感じる凝縮感のある果実味、

そしてスパイス感もありつつ、タンニン（渋味成分）は滑らか。

アルコール度数が14.0%有りますが、ギシギシしたアルコール感はありません。

むしろチリエジョーロ種特有の酸も適度あり、これらが果実味と上手く調和し、快適なバランスを産み出しています。

この酸については、「酸が苦手」という方にも受け入れていただける範囲のものと私〈Francesco〉的には感じています。

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私〈Francesco〉は、ボトルに約半分残した状態で翌日にも試飲しましたが・・・

ほどよくこなれた風味は極上！

果実味は甘味を増し、チリエジョーロ種の魅力を最大限に発揮していました。

たぶん、あと何年か寝かせてやると、さらにパフォーマンスがアップすること間違い無しのワインですが、

今このタイミングで楽しめるのもペル・エンマの優れた点でしょうね。

ぜひお楽しみください！

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ワインだけで飲んでも美味しさを体感できますが・・・ 

食事と合わせると・・・

★☆★　更に変身！　★☆★

是非ハンバーグなどの肉系料理とあわせてみてください。

ハンバーグの濃厚感あるソースと、このワインが持つエレガントな果実味がお互いを引き立てる、

・・・と私〈Francesco〉的には感じています。

もちろん、すき焼きや酢豚などの中華料理とも相性が抜群！

ぜひ、ワインと料理のコラボレーションもお楽しみください。

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【産地】イタリア　トスカーナ州サンタンティモ地域
【生産者】ピアンコルネッロ
【タイプ】赤ワイン/ミディアム～フルボディ
【葡萄品種】チリエジョーロ100%
【容量】750ml
【アルコール度数】 14.0%
【料理との相性】ハンバーグや色々なお肉の料理　中華料理　等

【備考】ユーロリーフ認証ワイン

【カンティーナの詳細はこちら】　⇒　準備中

★rosso