シチリア島

2022 チェントパッシ〈ジャート・ロッソ〉【赤】

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1358

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メーカー
チェントパッシ

商品詳細


柔らかなタンニンとスパイス感がアクセント
力強くも優しい余韻が魅力のシチリアワイン

【ソムリエ〈Francesco〉コメント】

シチリア島
ペッリコーネ種。
Perricone

シチリア島原産の黒葡萄品種ので、かつてはマルサラワインの主要品種の一つとして知られていました。

ただ栽培が難しく生育が遅いため、栽培農家・栽培面積が共に減少傾向が進んでいました。

近年ではその希少性に注目され、主にシチリア島西部(パレルモやトラーパニ近郊⇒右の地図をクリック)で徐々に栽培面積が増えつつある葡萄品種です。

こちらでは、シチリア島のメイン品種ネロ・ダーヴォラ種と、このペッリコーネ種をコラボさせたワインをご紹介します。

ジャート・ロッソ【赤】
◆2022 ジャート・ロッソ
 *Giato Rosso*

作り手は2005年創業。

シチリア島西部サン・チピレッロからコルレオーネにかけての丘陵地にワイナリーと葡萄畑を持つ「チェントパッシ(リベラテッラ社会協同組合)」。

「社会協同組合」と名があるように、この地は長年マフィアの支配地域として数々の映画の舞台にもなりました。

1980年代からのイタリア当局との壮絶な戦いの末、マフィアから没収した土地を整備。

有機栽培の農地として地元の発展につなげることを目的にリベラテッラ社会協同組合は設立されました。

チェントパッシはリベラテッラ社会協同組合のワイン部門として、海抜300m~950mの13ヶ所(75ha)に畑を所有。

それぞれの畑に適した個性豊かな葡萄が栽培、そしてワインが醸造されています。

このジャート・ロッソもそのひとつ。

その味わいを紐解いてみました。

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ジャート・ロッソのテイスティング(クリック⇒拡大します)
グラスに注いだワインは、透明感あるルビー色。

中心部に向かって濃さを増して行く色合いです。
(右テイスト画像をクリックすると色合いが確認できます)

グラスからは熟したプラムやチェリー、また若干スパイスのニュアンスを感じさせる香りが漂います。

ひと口含むと・・・
黒い果実を連想させるの凝縮感とハーブ類の香りが織りなす口当たりがあり、柔らかなタンニン(渋味成分)とスパイス感がアクセントとなっています。

シチリアワインに多く見られるやや甘さを伴う果実味はなく、あくまでドライで力強くも優しい余韻が広がります。

一部オーク樽熟成されていますのでワインには落ち着きがあり、葡萄品種が持つ個性が際立つワインに仕上がっています。

新たなシチリアワインのひとつとしてお奨めしたい赤ワインです。

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トマトソースのパスタ
シチリア産の赤ワインは「赤ワインでありながら魚介類に合う」と私〈Francesco〉はお伝えしていますが・・・

このジャート・ロッソには肉料理がお奨め!

牛肉だけでなく、豚肉や鶏肉でもOK。

肉をシンプルに焼くのではなく、ソースと絡めた料理との相性が良い感覚です。

また、パスタ好きの私〈Francesco〉は、ミートソースをたっぷりかけたスパゲティが好みです。

皆様も色々とお試し&お楽しみください。

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【ワインのコルク栓について】

このワインに使われるコルク栓の長さは約5センチ

ジャート・ロッソに使われるコルク栓
通常よりも長めのコルク栓が使われていますので、抜栓の際は

※ゆっくりとスクリューを差し込み
※じっくりと引き上げてください。

スクリューの差込みが足らなかったり、急いで引き上げた際はコルク栓が途中で折れてしまう場合がございます。

お気をつけくださいね!

※ワインFAQ ⇒ コルクの状態について

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【産地】イタリア シチリア島(西部)
【生産者】チェントパッシ(リベラテッラ社会協同組合)
【タイプ】赤ワイン/ミディアム~フルボディ
【葡萄品種】ネロ・ダーヴォラ70% ペッリコーネ30%
【容量】750ml
【アルコール度】13.5%
【料理との相性】各種肉料理 パスタ料理(ミート系) etc. 

【チェントパッシのワイン】⇒ こちらから