カラブーリア州

2023 カパッラ・エ・シチリアーニ〈チロ・ビアンコ〉【白】

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商品コード
1361

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メーカー
カパッラ・エ・シチリアーニ
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20歳 ~
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商品詳細

熟した果実の香りと花のニュアンス
ふくよかでミネラル感いっぱいの【白】

【ソムリエ〈Francesco〉コメント】

カラブーリア州チロ・マリーナ

グレコ・ビアンコ種。
Greco-Bianco

これと類似する品種に、イタリア南部カンパーニア州のDOCG白ワイン「グレコ・ディ・トゥーフォ」に代表される葡萄品種「グレコ種」があります。

でも、グレコ種とグレコ・ビアンコ種は全くの別品種。

グレコ・ビアンコ種は、カラブーリア州の南端にある「グレコ村原産」と言われています。

この葡萄は本来、甘口仕立てにされることが多いのですが・・・

カラブーリア州では、個性が引き出された辛口【白】ワインが存在します。

そのワインがこちらです。

チロ・ビアンコ【白】

◇2023 チロ・ビアンコ
 *Ciro Bianco*

カラブーリア銘酒である「チロ」には複数の作り手が、それぞれの個性を発揮するワインを醸造していますが、

私〈Francesco〉がこちらでご紹介する作り手は「カパッラ・エ・シチリアーニ」。

カラブーリア州のターラント湾(Golfo di Taranto)に面するチロ・マリーナを拠点に1963年。

長年に渡りワインを生産してきたカパッラ家とシチリアーニ家によって設立されたワイナリーです。

ちなみに、チロ・マリーナ地域は素晴らしい粘土質の土壌と、昼夜の寒暖差をもたらすイオニア海とシーラ山地の間という地形に恵まれた・・・

葡萄栽培に最適な土地として知られています。

その様な地で産まれたワインの味わいとは。

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チロ・ビアンコ【白】のテイスティング(クリック⇒拡大します)

グラスに注いだワインの色合いは、黄金がかった濃いめの色合い。
(右テイスト画像をクリックすると色合いが確認できます)

熟したグレコ・ビアンコ種由来のやや濃いゴールド系の色調で、視覚からもリッチな印象を受けます。

グラスからは、アプリコットや洋ナシ、リンゴなどの熟した果実に加えて、僅かですがアカシアやジャスミンのようなフローラルな香りも広がります。

そしてひと口。

カラブーリアの強い日差しに育まれた葡萄が果実味に厚みをもたらし、爽快感よりも、柔らかく丸みのある酸が印象的。

これらがボリュームのある口当たりを演出し、全体的に落ち着いた飲み心地を醸し出しています。

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カパッラ・エ・シチリアーニに限らず、チロ・マリーナ周辺の葡萄畑は海風の影響を受けた畑が多く・・・

後味にはほんのりとした塩気やミネラル感が残り、シーフードとの相性も抜群です。

カレイの塩焼き

イタリアンな料理に合わせるなら、 貝の旨味と塩気がワインの余韻と重なる「リングイネ・アッレ・ヴォンゴレ(アサリのパスタ)」がお奨めですし・・・

私〈Francesco〉的に和食に合わせるなら・・・

カレイ、スズキなど白身魚のシンプルな塩焼きや、

エビやキス、季節の野菜を使った天ぷらがお奨めです。

魚介類の旨味にチロ・ビアンコの果実味やコク、ミネラル感が料理の味わいを引き立てます。

ぜひお楽しみ下さい。

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【産地】イタリア カラブーリア州
【生産者】カパッラ・エ・シチリアーニ
【タイプ】白ワイン/辛口タイプ
【葡萄品種】グレコ・ビアンコ100%
【容量】750ml
【アルコール度】12.0%
【料理との相性】魚介類を使った各種料理 etc. 

【カパッラ・エ・シチリアーニのワイン】 ⇒ こちらから