ワイン・グローリアス

新時代プロセッコ　「レ・マンザーネ」から
ハイグレードな1本 ミレジマート
「PROSECCO20・10（Venti Dieci）」 

【ソムリエ〈Francesco〉コメント】

イタリアを代表するスパークリングワインとして、イタリア国内はもとより諸外国からも注目されている・・・

といえば、もちろん「プロセッコ」ですね。

でも、市場に出回る多くは、コスト優先の機械的な大量生産型プロセッコが大半です。

そのため、2010年からコネリアーノ／ヴァルドッビアデーネ地域（ヴェネト州）がDOCGに認定され、日本市場でもDOCGプロセッコの輸入が始まりました。

これは、大手瓶詰業者の「大量生産プロセッコ」と、土地に根付く「優良生産者のプロセッコ」が差別化されることになりました。

これで皆さんは　“本物のプロセッコ”　が選びやすくなる・・・ということなんです。

そこで！

この“本物のプロセッコ”の中でも、極めつけの１本をご紹介しましょう！ 

◇20・10プロセッコ
　スペリオーレ
*Venti Dieci/Prosecco-Superiore*

作り手は「レ・マンザーネ」。

葡萄栽培からワインの醸造・瓶詰めまで、全てを自社で行う希少なカンティーナで、

葡萄自体も、EEC減農薬法に基づいたオーガニックな栽培方法で造られています。

しかも！

このスプマンテは、我々が注文してから２次発酵を行います。

つまり、他のメーカーより大幅な日数がかかりますが、出荷に合わせて２次醗酵のタイミングを決めるので、常にフレッシュな味わいと、キメ細かい泡立ちが楽しめるんです。

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さて、このワインは同ワイナリーがリリスする初めてのミレジマート（＝ヴィンテージ入りスプマンテ）！

（右テイスト画像をクリックすると色合いと泡感が確認できます）

ＤＯＣＧ昇格が実現した2010年に初醸造されたスペシャルな1本で、

レ・マンザーネが所有する畑の中でも最も良い条件の約2haの畑で収穫されるグレラ種のみで作られました。

もちろん！

葡萄は全て手積みで収穫。

その葡萄も、大手生産者の様に最後の一滴まで搾り取るようなことはしません。

あくまで柔らかくソフトに搾り、その最初に搾った葡萄果汁しか使いません。

ええ、もったいないけど、２番搾り以降は使わないんです。

なぜなら、　「洗練された風味を損なわないため」　なんです。

そのため、通常のプロセッコBRUTより香りがフレッシュで、ライムを中心とした柑橘類の香りがそのまま閉じ込められています。

もちろん、切れ味はそのままに、柔らかい泡立ちとともに楽しむ味わいは、ふっくらとして飲み心地満点！

年中通して楽しめるプレミアムなプロセッコです。

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この20・10は、とっても爽快感があるので、なによりも食事と合わせやすい！

私〈Francesco〉なんて、この20・10と天麩羅を合わせましたが、

これがまたドンピシャ！

この泡感と香り、口当たりをもってすると、和食であろうが、イタリアンであろうが、たいていの料理を受け入れてくれる懐（ふところ）の深さがあります。

もちろん、ワインもグラスもキリリと冷やして楽しめば　「食前酒」　としても最適です。

北イタリア特産スプマンテ「プロセッコ」の進化はまだまだ続きそうです。

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【産地】イタリア　ヴェネト州　コネリアーノ=ヴァルドッビアデーネDOCG地域
【生産者】レ・マンザーネ
【タイプ】白ワイン・発泡／辛口
【葡萄品種】グレラ（＝旧プロセッコ）100%
【容量】750ml
【アルコール度数】 11.5%
【料理との相性】お好みの料理に合わせて

【カンティーナの詳細】　⇒　レ・マンザーネ

【備考】
「20・10＝ヴェンティ・ディエチ」という名称は、初リリースされた2010年を記念して命名されました。
このため、ヴィンテージ表記とは関係ございません。　予めご了承下さい。  

レ・マンザーネ　アンナさん＆マルコ君