ワイン・グローリアス

コストパフォーマンスあふれるトスカーナ
ただものではないカジュアル【赤】ワインです

【ソムリエ〈Francesco〉コメント】

銘醸ワインの宝庫イタリア中部トスカーナ州。

ブルネッロ・ディ・モンタルチーノやキャンティ・クラシコ、またスーパー･トスカーナと呼ばれる世界的にも人気のあるワイン達。。。

普段飲みにするには、ちょっとお高いワインばかりで、中々味わえない。。。

もっと気軽に楽しめるトスカーナワインは無いものだろうか。

そんな悩み？を一発で解決してくれるワインがあるんです！

◇2022　サン･ルチアーノ/トスカーナ・ロッソ
　*San-Luciano/Toscana-Rosso*

作り手は「サン･ルチアーノ」。

トスカーナ州モンテ・サン・サヴィーノに畑とワイナリーを構えます。

今でも厳選葡萄を使用したワインだけをボトリングし（全体の25％）、残りは全てバルクで販売、と田舎農家の名残を残しているサン・ルチアーノ。

家族経営のこの小さな蔵は、実は地元では評判のワイナリーで、バルクワインのほとんどは地元向けに量り売りをしており、これを目当てに週末には遠方から車で訪れる人々で大賑わいです。

中にはフィレンツェやローマのレストランやバール関係者が、ハウスワインとして購入するために訪れることも多々あるそうです。

ちなみに、モンテ・サン・サヴィーノの地は、銘醸地モンタルチーノとモンテプルチアーノの中間という絶好の場所に位置しているんです！

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その様なコストパフォーマンスあふれるワイナリーが、あえて瓶詰めしてまで販売されるこのワイン。

樽熟成させる赤ワインが多い中、このワインは葡萄の素性を活かすためステンレスタンクのみで醗酵・熟成されています。

グラスに注がれたワインは、明るくきれいな赤色。
（右テイスト画像をクリックすると色合いが確認できます）

チェリー系のフルーティな香りは申し分ありません。

果実味はジューシーで柔らかく、タンニン（渋味成分）も優しさあふれています。

でも「水っぽい＝味わいの薄いワイン」ではなく、サンジョヴェーゼ種の基本を捉えたメリハリのある風味＝酸と果実味のバランスが光ります。

ええ、オーク樽を使っていないので、後口もとてもマイルド！

アルコール度数もしっかりあって、余韻もこのクラスのものとは思えません。

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気軽なワインだけに、合わせる食事も多様です。

サン･ルチアーノがある地域はキアナ牛（キアニーナ牛）の産地としても知られ、

このため牛肉のステーキやハンバーグなど、お肉料理と良い相性を発揮します。

もちろん、オリーブオイルとパン、そしてこのトスカーナ・ロッソ、という王道もあります。

ぜひ色々な料理と合わせてお楽しみください！

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【産地】イタリア　トスカーナ州
【生産者】サン・ルチアーノ
【タイプ】赤ワイン/ミディアムボディ
【葡萄品種】サンジョヴェーゼ60%、モンテプルチアーノ30%、チリエジョーロ10%
【容量】750ml
【アルコール度数】 13.0%
【料理との相性】牛肉のステーキやハンバーグなど、お肉料理

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