ワイン・グローリアス

  

派手さは無いけど堅実なワイン

色々な食事を受け入れてくれる美味しいワインです

 

【ソムリエ〈Francesco〉コメント】

 

グレケット＝Grechetto　という白ワイン用品種をご存知ですか？

 

通常、トレッビアーノ種やマルヴァージア種・・・といったイタリア中部を代表する葡萄と混醸される、、、

いわば「補助的品種」なのですが、

 

これを100％使い、素晴らしいワインに仕上げられたワインがあるんです。

 

◇2023　コッリ・ペルジーニ

　　　　　グレケット

*Colli Perugini Grechetto*

 

作り手は「イタリアの緑にハート」と呼ばれるウンブリア州ペルージャが本拠地の「ゴレッティ」。

 

このワイナリーのワインは、最近になって日本に輸出されるようになりましたが、実は！

 

私〈Francesco〉は2003年、すでにこのワイナリーに目をつけておりました。

 

イタリア・ヴェローナで毎年開催される「ヴィニタリー」で、何気なくこのゴレッティのブースで試飲。

 

当時のメモには

 

>>> 派手さは無いが堅実なワイン　

>>> 飲み手を魅了するワイン

>>> 和食を受け入れてくれるワイン

 

って書いておりました！

さて、その約20年前の私の感覚は正しかったのでしょうか。。。

 

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ワインは濃さを持った麦わら色。

（右テイスト画像をクリックすると色合いが確認できます）

 

グラスから溢れる香りも楽しみのひとつで・・・

 

黄色い果実・・・そう、柑橘類の爽やかな香りの中に、ちょっと熟したミネラリーな香りも感じとれます。

 

派手さ（けばさ？）こそありませんが、実に自然で優しい香りです。

 

味わいは、とても芳醇。

酸もあってメリハリがきいていて、果実味ののったボリューム感のある味わいが続きます。

 

ボリューム感・・・と言っても色々ですが、このワインの場合、舌の上を覆うコクとまろやかさが一体となって現れます。

 

ドライなタイプですが、ミネラル感たっぷりなので、余韻に葡萄の自然な甘さも感じ取れるんです。

 

約１7年前、「飲み手を魅了するワイン」　とメモっていたのは、この単一品種で醸されながら、複雑な味わいと余韻をもたらしてくれたから・・・と思います。

 

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このワインは、ゴレッティ家の長女であり、４代目のサラ・ゴレッティさんを招いての試飲セミナーでもティスティングしました。

 

香り・味わいは、もちろん申し分なし！

冷えた状態（約５度）でお出ししましたが、グラスに注いだワインの温度が上がるにつれ果実味がより増し、、、

 

>>> これがカジュアルワイン？

 

と疑いたくなるくらいでした。

 

また、サラさんは、「このワインと和食との相性」について・・・

 

>>> ワインだけでも美味しい1本ですが、

　　　　できるなら「食中酒」としてお楽しみいただくのがベスト

 

と仰ってました。

 

　※寿司とワインは絶対に合わない

 

なんて評する某ワイン雑誌のコメントなんてウソ！というくらい生の魚介類にも合わせられますし、

特に白身魚を香草類とともにホイル焼きしたものなどに合わせると・・・

 

抜っ群に美味しいっ！

 

オリーブオイルとの相性も良いので、是非とも一度はお試しいただきたいワインです。

 

また、飲んでいても充実感のあるワインで、しかも価格は“カジュアル！！”

ゴレッティさんの実力を体感できますよ！

 

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【エチケットについて】

 

他のワインと同様に、見ただけでは何の変りもないフツーのエチケット（ラベル）に観えますが・・・

 

冷蔵庫等で冷やしていただくと・・・

 

右の写真の様に、一部が赤く変色？し、飲み頃を目で確認出来るように細工されています。

（右画像をクリックすると拡大します）

 

現在、ゴレッティ家では姉のサラさんと妹のジュリアさん姉妹がワインに関する様々な企画に携わっていて、

 

このエチケットも彼女たちの発案だそうです。

お買上げのお客様は是非その目でご確認ください。

 

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【産地】イタリア　ウンブリア州
【生産者】カンティーナ・ゴレッティ
【タイプ】白ワイン／辛口タイプ
【葡萄品種】グレケット100％
【容量】750ml
【アルコール度数】 13.5%
【料理との相性】和食系料理、パスタ料理、魚介類の料理　etc.

 

【カンティーナの詳細はこちら】 　⇒　カンティーナ・ゴレッティ

 

★bianco