ワイン・グローリアス

飲み心地の良さが魅力のスプマンテ
生の魚介類とも楽しめてしまう優れものです 

【ソムリエ〈Francesco〉コメント】 

スパークリングワインといえばシャンパン（シャンパーニュ）・・・というイメージが強い中、

セレクト基準も「名前」から「品質重視」の傾向がより強くなってきました。

品質重視。
つまり、「個性」があって「美味しい」ことが大前提！

当店のお客様から多くいただくご要望の中でも、かなりのウエイトを占めるのが

※お手頃価格で楽しめるスパークリングワイン

そんな数々の難問？をクリアしたスプマンテを限定輸入しました！

◇NV　ヴィプラ　スプマンテ・ブリュット
　*Vipra Spumante Brut*

作り手は「ビジ」。

ウンブリア州オルヴィエートを本拠地とするワイナリーです。

ちなみに、オルヴィエートでのワイン作りの歴史は古く、その起源はエトルリア時代にさかのぼるといわれています。

ビジ社も１世紀を越える歴史（1888年創業）を持つ、ウンブリアを代表する老舗ワイナリーなんです。

でも歴史とは反対に、作られるワインは大半がカジュアルライン！

このグレラ種（グレーラ種）で醸されたスプマンテもそのひとつなんです。

その味わいとは。

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VipraとはVipera(イタリア語で毒ヘビ、マムシの意)のウンブリア方言です。 

中世ウンブリアで非常に有力で名の知られた貴族“Monaldeschi della Vipera”家（モナルデスキ・デッラ・ヴィペラ）の名の一部でもあります。

当時そのような貴族は家紋のモチーフに動物を使うのが主流で“Monaldeschi della Vipera”一族の家紋はヘビでした。

またヘビはウンブリア州を象徴する動物ともいわれ、ビジ社はVipra（＝Vipera、ヘビ）をワインの名前とラベルに用いることにしました。

ちなみにヘビは、

1）Rebirth(再生や転生)
2）Transformation(転換)
3）Immortality(不死不滅の命)
4）Healing(回復)

シンボルであり、人々の命は日々再生され永遠に続く、という意味を表しています。

意味合いは変わりますが、日本の神社などで蛇が祀られているのと良く似ているかもしれません。

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グラスに注ぐと、その泡立ちの細かさは文句なし！

泡立ち・・・という表現よりも、柔らかくきめ細かな泡が湧き上がってくる・・・と表現したほうがより伝わるかもしれません。
（右テイスト画像をクリックすると色合いが確認できます）

そして、注ぐ間にも葡萄品種の特徴でもある果実の香りや、アカシア等のフルーティな香りが立ち昇ります。

感覚的には甘さを感じさせる香りですが、味わいは基本ドライ。

リンゴや洋ナシの様な溢れる果実味からも、かすかな甘さも感じさせますが、ワインに不可欠な酸味もあり、全体のバランスを保っています。

とても飲み心地良いスプマンテとしてお奨めです。

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この優しい味わいは食材を選ばず、肉や魚、パスタ・・・と色んな料理と合わせていただけます。

個人的には　「まず1杯目のワイン」　としての役割が大！

軽くひと口飲んで、そして目前の料理と楽しむ・・・。

ふたくち、みくち・・・と進むほどに、口の中が爽やかになり、後の料理も美味しく召し上がっていただけます！

私〈Francesco〉的には「寿司」と合わせましたが、見事な相性でした。

是非ともお楽しみください。

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【産地】イタリア　ウンブリア州
【生産者】ビジ
【タイプ】白・発泡/辛口タイプ
【葡萄品種】グレラ（グレーラ）100％
【容量】750ml
【アルコール度】12.0%
【料理との相性】色々なお肉の料理、中華料理etc.

【各種スプマンテの情報】　⇒　こちら
【ビジ社のワイン】　⇒　こちらから

★spumante